大人の学びなおしのやり方
皆さんは学びなおししていますか?昨今、学びなおしや生涯学習なんていうことがよく言われています。
かくいう私は現在、数学と語学をやっています。学びなおしといっても独学で自分のペースでできるので、かなりやりやすいです。
今回の記事では私が考える学びなおしの方法について書いていきたいと思います。それでは行きましょう!
どこからならできるか
数学の場合
学びなおしをするにあたって大事なのは、自分がどこまでさかのぼらないといけないかをちゃんと考えることです。
例えば私の場合、大学で物理学を専攻していたわけですが、数学がさっぱりできず、かなり苦労した経験があります。(それが中退の原因にもなったと思います)
大学の物理学で必要な数学はかなり高度です。物理学も難しくなっていくのに、数学もどんどん進んでいくので、高校レベルの数学ができていないと、かなり厳しいのです。
今は大学に行っているわけではないので、授業についていかないといけないとか考えなくてすみます。
なので私は高1生がやる数学Ⅰ・Aからやり直すことにしました。とはいっても、計算問題などは見た感じできそうなので、考えないといけないような問題からやり直しています。
語学の場合
数学と同時進行で語学もやっています。私がやっているのは英語とフランス語。フランス語の場合は学生時代にやっていたわけではないので、今回は英語に絞って話していきたいと思います。
英語といえば、誰もが中学生から高校生まで、人によっては大学院生までやると思います。でも、ほとんどの人が話せない。
今の教育課程では、小学生から文法などをやるそうですが、本当に必要なのは聞く力と読む力だと思います。
・語学の猛者に聞け
カナダ出身の方でスティーブ・カウフマンさんという方がいらっしゃるのですが、この方は今までに20以上の言語を学んできたという語学の猛者です。
今でも少し復習すれば、12ほどの言語を話すことができるそうです。
この方によると、文法は最小限でいい。本当に必要なのは、たくさん聞いてたくさん読むことだそうです。
今までの日本の英語教育なら、読むと書くということはさんざんやってきました。でも、それではほとんどの人が話せないので、やってもあまり意味がありません。
読むのが大事なのはスティーブさんも言っていることですが、同じくらい大事なのが、聞く練習。
なぜなら、こちらがあまり話す力がなくても、ジェスチャーや片言で何とか伝えることはできます。
しかし、相手の言っていることがそもそもわからなければ、コミュニケーションになりません。だから聞く力を育てるのが大事なのです。
そのためにはひたすら繰り返すこと。同じ音声や同じ文章を何度も読んでいく。そうしてると飽きてくるので、今度は違う音声や文章に変えて、それもまた繰り返す。
そして前に繰り返したものを、時間を空けてまたやり直してみると、なぜかわからなかったところがわかるようになるのです。こうして、人は言語を習得していきます。赤ちゃんの習得法に近い感じです。
最後に
今回は学びなおしについて書いていきました。これからの時代、変化がますます激しくなっていくことと思います。
でも、学びなおすという心構えと、未知の物を受け入れる努力をすれば、そこまで不安に思う必要もないのではないでしょうか。
それでは今回はここまで。Ciao!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?