音のVR

音のVRとは

音のVRとは"聴覚ディスプレイ"を使用した新しいVRです。
ある空間におけるヒトの聴覚への刺激を信号処理によって再現することで左右だけでなく、前後、上下といった3D(立体的な)音響・音像を知覚することが可能になります。これにより今までの音楽体験が根底から覆り、高音質高機能高臨場感の3つが揃うことになります。

ディスプレイ:ここでいうディスプレイとはスマホやテレビ、モニターなどの"視覚"ディスプレイを、単にディスプレイと略しているものではない。表示として意味を捉え、聴覚・嗅覚・触覚・痛覚などあらゆる感覚を刺激する表示装置として主にVR業界では盛んに研究が行われている。
3D音響:通常私たちがイヤホンを使って聞いている音楽などは(モノラル、スレオ、バイノーラルと様々だが)2D音響と分類される。会話やスピーカから流れる音を聞く場合は3D音響と分類される。
音像:サウンドイメージ、通常ヒトは意識することは少ないと考えられるがより高臨場感を得るようなVRの開発には必須。音の方向感や残響などが含まれる。

頭部伝達関数の測定

この技術の実現にはVRを体験したい人の頭部伝達関数(HRTF:Head-Related Transfer Function)の再現が必要不可欠です。



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