(和台詞)「殺しに来たのだろう?」

女台詞「其方(そなた)は、私(わらわ)を殺しにきたのであろう?何故(なにゆえ)、刀を抜いてこの首を斬りつけぬ?…ふふふっ…あっはははっ!私(わらわ)が女だとわかったからか…。女と言えど、私(わらわ)は鬼の一族の頭領、躊躇(ためら)えば、其方の命はないのじゃぞ?この首を落とさば後の鬼ども等(など)赤子の首を捻るようなものじゃ。さぁ、其の刀を抜いて、この私(わらわ)の首を落とすがよい!但(ただ)し、私(わらわ)とて抵抗もせず、首をやるつもりはない。容赦はせぬ。本気で参るぞ!」

男台詞「どうした、何故(なにゆえ)我の首を落とさぬ。貴様は我を殺しに来たのだろう?其の刀を抜いて何故(なにゆえ)、我の首を跳ねぬ?この容姿に騙されたか…ふっ…はははははっ!我を女と見まごうたか!貴様は愚かものだな、容姿がどうであれ、我は鬼の一族の頭領。躊躇(ためら)えば貴様が死ぬことになるのだぞ ?我の首を落とさば後の鬼等(など)赤子の首を捻るような ものだ。其の刀を抜き我の首を落とすがよい!だが、我とて抵抗もせず、首をやるつもりはない!容赦はせぬ!かかって来るがよい!」

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