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③人気アニメ、バラエティーから学ぶ

「~というのは・~っていうのは」
「~というと・~っていうと」
「~という~」
は必要? 不要な「いう」を削ってスッキリ文章・話し方


人気アニメから学ぶ

冒頭でも述べたが創作物は、繰り返すことで強調効果や作品や登場人物に個性が生まれデフォルメされることで作品性も高まる。


葬送のフリーレン アニメ

© 山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会

フェルン ―― どうかなさいましたか?
フリーレン ―― いや、ハイターって(いう)人の家を探しているんだけ 
ど。


フェルン ―― あれは余計なものというわけではないけれど
フェルン ―― 着弾の瞬間に部分的に展開させるのが正解というわけですね。

アイゼン ―― 大魔法使いフランメの手記には、死者と対話したという記録が残っているとされている。

フェルン ―― 話をまとめると、死んだ身内や知り合いの幽霊が目撃されていて、どれも生前の姿で話しかけられたという人もいたようですね。

アイゼン ―― リーゲル峡谷沿いにある村にシュタルクという戦士がいる。北側諸国に入るついでに拾ってやれ。
シュタルク ―― 師匠のところに戻れっていうならご免だぜ。

シュタルク ―― あ~ うちの師匠もそんな感じだわ。
フェルン ―― とうとう追い詰められ覚悟を決めた時、体が動いたのです。必要なものは覚悟だけだったのです。必死に積み上げてきたものは決して裏切りません。シュタルク様はどうしようもない臆病者ですが、村を守りたいという覚悟だけはきっと本物だと思います。

フェルン ―― いい対応では有りませんでしたね。
フリーレン ―― そうだね。あれは優秀な衛兵だよ。よそ者には厳しく、街を守る衛兵はかくあるべきだ。 
シュタルク ―― ん?
フリーレン ―― というわけで、この町は安全そうだし、しばらくここで待つとしよう。久々にゆっくり魔法の研究ができるぞ。宿に荷物を置いたら魔法店に行こうっと。 何だよ、関所が開いてないんだからしょうがないじゃん。ほらここで解散、私 宿取ってくるから。

マスター ―― アイゼンの旦那ももう歳だ。しっかり親孝行してやれよ。
シュタルク ―― その最中だよ。でもホントにこんな小さかったっけな。
マスター ―― 時の流れってのは残酷だよなあ。

シュタルク ―― 関所を越える方法か…いいぜ、探すの手伝うよ。
フェルン ―― ありがとうございます。
シュタルク ―― 飛んで上から超えちまうってことはできないか?

シュタルク ―― お前が言いだしたことだろ、 待つのが嫌なんじゃないのか?
フェルン ―― 私以上に必死なように見えます。
シュタルク ―― まあ、あまり時間がないからな。
フェルン ―― どういうことですか?


シュタルク ―― そういえば、この旅の目的地ってまだ聞いてなかったなどこなんだ?
グラナト ―― おおかた、事情も知らぬ冒険者といったところだろう。

フェルン ―― フリーレン様は 本当に時間を無駄にするのが好きですね。
フリーレン ―― 私だって、いたくてここにいるわけではないよ…で魔族が和睦の使者ってどういうことなの?

村長 ―― これでは、魔族と同じだな。別に人を食わないと生きていけないってわけじゃないんだろ。償う機会を与えてやってもいいじゃないか。

フリーレン ―― また”お母さん”か。魔族は魔物と同じで、子育ての習慣がなく産み落とされてから、多くの時間を天涯孤独に過ごす。お前たちは孤独を当たり前とする生物で、家族という概念すら存在しないのに、なんで”お母さん”なんて言葉を使うの?


フリーレン ―― 街から10キロメートルってところか。絶大な魔力だ。こちらの様子をうかがっているな。

リュグナー ―― 私は魔法が大好きでね。かの腐敗の賢老クヴァール。彼が人生の大半をかけて、人を殺す魔法を開発したように、我々魔族は長い寿命の中で、一つの魔法の研究に生涯をささげる。年月をかけて、日々探求し積み重ねていく。10年後の魔法は、今よりもっとすぐれたものとなり、我々の力をより強固なものとする。だが…魔法というものは不思議なものでな、魔族の侵入を防ぎ、この街を守ってきた大魔法使い…フランメの防御結界。

千年前の天才が作り上げた魔法が、現在の魔法を凌駕することもある。天才は嫌いだ。積み重ねたものの美しさがない。代々結界の管理を任されているのは、あなた方グラナト家だ。魔族の私たちがこの街に入れたということは、結界を操作できる魔法が存在するはずだ。それを教えろ。


デンケン ―― 聞くほどのことあるまい。魔法というものは探し求めているときが一番楽しい、それだけだ。
フリーレン ―― そう

ゼーリエ ―― 時の流れというのは早いものだな。気まぐれで育てた弟子がもう孫弟子を連れてきおった。
フランメ――フリーレンだ
ゼーリエ――エルフか、強いな、気に入った。望む魔法を言うがいい。ひとつだけ授けてやる。
フリーレン ―― 望む魔法?
ゼーリエ ―― 私は今までの歴史で、書かれたほぼすべての魔導書の知識を持っている。魔法使いというものは人生をかけて、望んだ魔法を探し求めるものだ。それを言え、私が授けてやる。
フリーレン ―― いらない。魔法は探し求めている時が一番楽しいんだよ。

ゼーリエ ―― やってくれたなフリーレン。ー千年ぶりだというのにずいぶんな挨拶じゃないか。

デンケン ―― いたぞ、敗走したパーティーだ。少し離れたところに仲間の死体があった。合格の道はもうないというのに、シュティレだけは大事に抱えておるわ。


ユーベル ―― ソルガニール。見た者を拘束する魔法。その人が得意とする魔法は、人生や人間性に大きく関わっている。私は昔からそうなんだ。共感できることで、その魔法が使えるようになるし、共感できない魔法は使えない。メガネ君、君の分身は、本人と同一の機能を持つほどの完璧な複製だ。君は何を思って、どんな人生を歩んできたの? 教えてよ。
ラント ―― なるほどね。君って感覚で魔法を使うタイプなんだ。その魔法がどんな原理で動いているのかも知らずに、そのまま使っちゃうタイプ。
ユーベル ―― フフフ
ラント ―― 僕、そういう頭の足りない子、嫌いなんだよね。
ユーベル ―― 答えになっていないよ。
ラント ―― 気にくわないから、教えてやんないって言ってるんだよ。別に僕を殺したっていいよ。そんなことをしたら、二度と共感はできないと思うけど。
ユーベル ―― いや、いいよ。君という人間が少し分かった気がする。
ラント ―― そう
ユーベル ―― もっと知りたいかな。

ヒンメル ―― フッ、そうだね。もしかしたら自分のためかもな。誰かに少しでも自分のことを覚えていてもらいたいのかもしれない。生きているということは、誰かに知ってもらって、覚えていてもらうことだ。
フリーレン ―― 覚えていてもらうためには、どうすればいいんだろう。
ヒンメル ―― ほんの少しでいい、誰かの人生を変えてあげればいい。きっとそれだけで十分なんだ。

フェルン ―― 次の試験の通知ですね。第二次試験の会場と日時、それと担当試験官の名前ですね。
ラヴィーネ ―― 試験官はゼンゼか。ツイてねえな。
カンネ ―― せっかく第一次試験に受かったのに。
フェルン ―― どいうことですか?

メトーデ ―― 最深部にたどり着いたということを、どう証明すればよいのですか?


キングダム

キングダム ©原泰久/集英社・キングダム製作委員会

キングダム ©原泰久/集英社・キングダム製作委員会

摩論(まろん)―― 黒羊は思っていた以上に広大な樹海です。そして本営はこの地を占領せよとの司令ですが、ここに落とすべき城というものはありません。
単純一言言いますと、この戦いは五つの丘全てを占拠すればわれわれの勝ちです。


ナレーション―― 飛信隊が先行して中央の丘より前線をつくるという作戦はついえた。
趙軍兵 ―― 急報、右翼前線が決壊、敵に突破された模様です。
金毛(きんもう)―― 前線が決壊? 突破だと? 二万の右翼が突破されたというのか。
紀彗(きすい)―― この樹海地で敵を抜けるというのは 相当な力の差があるということだ。桓騎(かんき)はおそらく最強部隊を投入して そしてその狙いは~

雷土(らいど)―― ああー 分かるぜ。てめえがマヌケだっう意味だろ。


摩論 ―― 逆もまたしかり。あなた方と左の雷土隊が再び前線を押し上げ進軍し、丘の麓から槍を突き上げれば、丘にいる趙軍は決定的な打撃をくらうというわけです。

摩論 ―― うちには砂鬼(さき)という死の一団がいます。拷問好きで苦痛を与えながら人を殺す少々品のない連中です。

河了貂(かりょうてん)―― 三手目、この河には勝負を握る三っ目の場所がある。 ~そこは浅瀬じゃない。むしろ全くの真逆。底が見えないほど深く激流の淵。対岸が険しい絶壁という悪条件が重なる場所だ。

渕(えん) ―― つかまっているだけでやっとだ。とても前になど…。我呂(がろ)の言うとおり、私には荷が重い。いや、そもそもこれだけ成長進化した飛信隊の副長を、私ごときがまだ務めていいのかという問題があるんだ。そもそも私は武人じゃない。 ~もともとは王宮と信殿の連絡係。ひょんなことから結成当初の飛信隊の副長になった。最初は楽しかった。信殿を補佐できることがうれしかった。だが隊が膨れ生粋の武人の蘇水殿加入。副長となり軍師には河了貂。もう一人の副長羌瘣(きょうかい)に至っては、将軍の座すら狙える傑物だ。そんな中、私の役割はいよいよ小さい。大した武力もなく知略もない副長という席に釣り合っていないのだ。

馬呈(ばてい)―― ~凹地(おうち)攻めの秦の部隊が上陸に成功し、主攻に化けた。何だこの作戦は。劉冬(りゅうとう)が手がないと言ったこの河を渡り切るというのか。

ナレーション ―― そして黒羊の戦いに直結するという中央の丘では、二日目にして早くも丘の斜面に沿った陣取り合戦が始まっていた。

黒桜(こくおう)―― 摩論、紀彗という男の名について心当たりあるか。
摩論 ―― いいえありませんが。
黒桜 ―― チッ!
摩論 ―― 誰です?
黒桜 ―― 相対している趙軍の将だ。
摩論 ―― あー 昨日あなたがボコられたという

黒桜 ―― お前すら知らぬということは、ますます紀彗の底が知れなくなった。


オープニングナレーション ―― 古代中国。聖者の時代は終わりを告げ、人間の欲望が解放されていた。激烈なる戦争と戦乱の嵐が、500年という途方もなく長きにわたって中国全土に吹き荒れていた。欲望、快楽、苦痛、恐怖。過酷で絶望に満ちたその世界には、龍がいたに違いない。時代という名の龍が。そして龍の炎に焼かれるかのように、100を超える国は次々と滅び、今や7国に淘汰されていた。「燕」「斉」「趙」「魏」「韓」「楚」そして「秦」である。7つの大国は、各々が各々を食らい尽くすように、欲望の剣を敵国の喉元に向かって突き立て続けた。世にいう「春秋・戦国時代」である。そして今、西の果て「秦」の国から大きな歴史の風が吹き荒れようとしている。これは、戦乱の時代を走り抜いた名も無き少年と若き王の激動の物語である。


嬴政(えいせい)―― 敵国の奴隷にさえ尊敬の念を表し師事することもあったという。ある日そんな穆公(ぼくこう)の軍馬が山の民たちに殺され食われるという事件が起きた。 ~それが穆公という王だ。


王騎(おうき)―― それが将軍というものです。
王騎 ―― 大将自ら先頭を行くという常軌を逸したあの突撃。
麃公(ひょうこう)―― 将軍の前に立つということは、麃公の前に立つということ。
ナレーション ―― 王毅との因縁を持つというその男の名は、龐 煖(ほう けん)。


王毅――しばしこの場にとどまり、情報を収集しましょう。
蓁士官2 ―― 龍谷(りゅうこく)がついていながらなんということだ。
カイネ ―― 戦況が動いているということですね。 

蒙毅(もうき)―― 戦況が動いているということですね。
李牧(りぼく)―― そういうことです。


秦士官1――すると趙軍を追えばおのずと蒙武(もうぶ)軍を助けに行けるということか。
秦士官2―― しかし、この先に進めば我々は軍の本陣を見失う。それはひいてはこの広い戦場の全体図を見失うということだ。


楊端和(ようたんわ)―― 敗れたわけではない、匈奴(きょうど)軍の主力が集まっているという地へ赴いたが、敵がいなかったのだ。

昌文君(しょうぶんくん)―― 一口に北の騎馬民族というがさまざまな民族が覇権を争っていると聞く。


嬴政(えいせい)―― 李牧(りぼく)という男なら~


嬴政 ―― この戦、勝利のために王毅を討とうというのではない。

嬴政――もし李牧という男が王毅以上の傑物なら事態は変わる。

ナレーション ―― 秦国にすれば侵攻を防ぐという目的を達したからだ。


昌平君(しょうへいくん)―― 信、お前を呼んだのは王騎より矛を受け取ったというお前へのせめてもの私の恩情だ。


蒙恬(もうてん)―― 信、お前が戦った男というのは間違いなく廉頗(れんぱ)の手の者だ。
蒙恬(もうてん)―― 王毅、貴様というやつは、いつもいつもわしをしびれさすのう。
信 ―― この期に及んで一発逆転の好機が訪れたってことだろう?


蒙驁(もうごう)―― 罠の直前でそのような行動をとったということは、廉頗(れんぱ)は、この砦の奥の手をも読んでいたということじゃ。


ナレーション ―― この時代は各国が国土の奪い合いに終始していた。奪った地はまたすぐに奪われるというのが常である。その地に住民を移住させ、郡とする異例の行為は、この地を絶対に手放さないという強い意志の表れであり、またこれを国策としたということは、次もあるということである。つまり始皇五年のこの山陽東郡宣言というのは、これから秦国が領土拡大に本腰を入れるという宣戦布告だったのである。


李牧(りぼく)―― あなたも成長しているのですねえ。あの輪虎(りんこ)を討ったというのもだてではなさそうです。

李牧(りぼく)―― 戦争の恐ろしさは分かっていないということです。


麃公(ひょうこう)―― へたをすれば、秦という国がななくなるであろう。

李牧(りぼく)―― 最初は各軍素早い進行に努めるというのが、合従軍の約束だったはずだ。

呉鳳明(ごほうめい)―― だがこれだけでは李牧という人間とその戦い方が浮かんでくる。

呉鳳明(ごほうめい)―― 二つめは、単に麃公という敵がおもしろかったことです。

秦国の民A ―― 秦が食われる側にまわらぬ保証などどこにもないということ。
秦国の民B ―― 食われるって…。
秦国の民A ―― 滅ぶということだ。


昌平君 ―― 結局この咸陽(かんよう)の防衛の策はただ一つ、その入り口である国門をどう守り抜くかということ。

去亥(きょがい)――咸陽という門に向かってんだ。


慶舎 ―― 今日函谷関を落とすという話ではばかったのか。
ナレーション ―― そして思いもよらぬ楚軍敗退という事態が~
昌平君 ―― 楚軍敗北という大きなひずみを生んでしまった…さらに合従軍には、背後に斉という憂いがあり~


呉鳳明(ごほうめい)―― いい加減にしろ! 事態の深刻さを理解しているのか。今われわれはこの合従軍が失敗に終わるかという窮地に立たされてる。

補足
紀元前に5秒があるかないかギャグなのか不明だが汗明(かんめい)が、媧燐(かりん)に対し言った言葉で「5秒で答えろ」が気になる。


人気バラエティー

水曜日のダウンタウン


©TBS Tokyo Broadcasting System Television, Inc.

TBSの人気バラエティー「水曜日のダウンタウン」
「犯人を見つけるまでミステリードラマの世界から抜け出せないドッキリ、めちゃしんどい説」
「犯人を見つけるまでミステリードラマの世界から抜け出せないドッキリ、めちゃしんどい説 第2弾」
「犯人を見つけるまでミステリードラマの世界から抜け出せないドッキリ、めちゃしんどい説 第2弾~完結編」
は、Tverのバラエティージャンルの中で1、2位を争う超人気番組。

バラエティーになると、さらに「という」とその”近接”語が多用される。


「犯人を見つけるまでミステリードラマの世界から抜け出せないドッキリ、めちゃしんどい説 第2弾」から抜粋

出演
バカリズム 伊集院光 ファーストサマーウイカ おぎやはぎ矢作兼

キャスト
鈴木昌輝(村の広報) 鈴木理沙(昌輝の娘)
綿貫みち子 綿貫ふさ(みち子の祖母)
五百旗頭茂雄(村長) 五百旗頭浩一(村長の息子・恵の夫)
五百旗頭恵(浩一の妻) 高木康二(医師)
今泉祐介(長野県警) 向島智弘(長野県警巡査)

みなみかわ 後藤晴奈(番組AD) 田中卓(番組P)

バカリズム ―― ダイアンの津田さんがミステリーの世界に入り込むというドッキリ企画だったんですけども、最初はね、非常に渋々参加してた津田さんが後半に前のめりになるという。

ナレーション ―― 今回名探偵がやって来たのは、長野県にあるとある小さな村。この村を舞台に、再びミステリードッキリの幕が上がる。ということで、ニセ番組のロケでやってきた津田だが…

ナレーション ―― ちなみに現在この村には、7人しか住んでいないという設定。

綿貫みち子 ―― あと、おばあちゃんが裏にに住んでるから…
ダイアン津田 ―― あっ、そうなんですね。お孫さんっていうことですか?

ナレーション ―― ということで、続いて向かったのは…村の高台にある村長の自宅。

ナレーション ―― 刀で不幸を断ち切り、祖先へ感謝の舞を踊る、というそれっぽい祭りの設定。

ダイアン津田 ―― やってるやん
鈴木昌輝 ―― 一度この状況を整理しましょうか
ダイアン津田 ―― どういう状況を整理すんのよこれで

ダイアン津田 ―― この中に犯人がいるってことですね。

鈴木理沙(昌輝の娘)―― 死因も聞きましょう。
ダイアン津田 ―― 死因っていうのは?
今泉祐介(長野県警)―― 高木先生が言う荷には、この斧による一撃で致命傷になったのではないかと思われております。

鈴木理沙 ―― まず村長が、何時まで生きていたか分かりますか?
ダイアン津田 ―― 12時ごろに町内放送をやるって言って12時になりました。で町内放送やってたよ。
鈴木理沙 ―― なるほど、正午の放送…ということは村長は町内放送をして、その後ここまで来てここで殺された?

鈴木理沙 ―― 村長は村人への放送を行った正午までは生きていた。しかし津田さんたちがこちらの家へ訪れた12時15分には、すでに死んでいて、こうやって吊るされていた。ということはつまりどういうことですか?

鈴木理沙 ―― だけじゃないと思うんです。1回整理しますね。村長は村人への放送を行った正午までは生きていた。
ダイアン津田――生きてた。
鈴木理沙 ―― しかし津田んさんたちが、こちらの家に到着した12時15分には、すぐに死んでいてこうやって吊るされていた。つまりどういうことですか?

鈴木理沙 ―― 正確には、犯人は村長が正午の放送が終わった後に襲って、死体を担いで、この家まで運んで吊るす…吊るすまでを15分の間にやったってことですよね。

ダイアン津田 ―― 確かに。俺が来る15分の間に吊るすってことは、怪力! 男や! 

ダイアン津田 ―― これ村長のことちゃうの? 吊るし上げて死んでたやん。これからのこと言うてんちゃうん。
鈴木理沙 ―― また何か起こるってことですか?

バカリズム ―― はい、ということ

ファーストサマーウイカ ―― めんどくせえっていうのが、だんだん主人公感を感じてきました。

バカリズム ―― 誰が、殺されるかということですね。ということで、名探偵津田無事事件を解決できるのでしょうか。それでは続きをご覧ください。

ダイアン津田 ―― キノコ? はい好きですよ。
タクシー運転手 ―― 今、新種の毒キノコがすごく流行しているみたいで、それが何かマイタケにものすごく似てるっていうことで、僕の友達が食べてしまって、まあ飲み込まなかったんで大丈夫だったんですけど、もし飲み込んでたりしたら、ちょっとやばかったんじゃないかってことで。
ダイアン津田 ―― へぇー

鈴木理沙 ―― ここにいる私たちが全員狙われたってことですか。

鈴木理沙 ―― 津田さんが言っていた毒キノコを入れ替えたっていうことになりますね。
ダイアン津田 ―― えっ浩一さんの皿と俺の皿を入れ替えたってこと? 俺を殺そうとしたってこと

鈴木理沙 ―― 恵さんがウソをついてないとしたら、犯人が浩一さんの皿のマイタケと津田さんが言っていた毒キノコを入れ替えたっていうことになりますね。
ダイアン津田 ―― ちょっと待って、全然聞いてへんかった。
鈴木理沙 ―― もう一回言います。恵さんがウソをついてないとしたら、犯人は浩一さんの皿のマイタケと津田さんが言っていた毒キノコを入れ替えたっていうことになりますね
ダイアン津田 ―― えっ 浩一さんの皿と俺の皿を入れ替えたってこと? 俺を殺そうとしたってこと? えっもう一回言ってごめん どいうこと? 浩一さんの…
鈴木理沙 ―― 浩一さんの皿に入っていたマイタケと津田さんがおっしゃっていた毒キノコ入れ替えたってこと。
ダイアン津田 ―― あっ 俺が言うてたあの聞いた話の毒キノコを入れ替えたってことね? うんそういうこと

ダイアン津田 ――「A-Studio+」そもそもなかったの? えっ「A-Studio+」なかってこと

鈴木理沙 ―― ちょっとよく分かんないですけど そういうことなんだと思います

五百旗春樹(村長の息子)―― うちの父親が、YouTubeをやりたいって言い始めましてお前編集とかやってくれないっていう話になりまして

田中卓(番組P)―― 確かじいさんが怪しい じいさんに気をつけろって
みなみかわ ―― じいさん?
後藤晴奈(番組AD) ―― じゃあそのおじいさんが犯人かもしれないってことですよね

バカリズム ―― ということで今週はここまでということ


水曜日のダウンタウン
「犯人を見つけるまでミステリードラマの世界から抜け出せないドッキリ、めちゃしんどい説 第2弾~完結編」から抜粋

ダイアン津田 ―― 「生娘に化けた雌だぬき」「刀突き刺しおっちんだ」ってなってんのよ、めっちゃ怖ない?
鈴木理沙 ―― っていうことは… 次に殺されるのは…
ダイアン津田―― 奥さん?
みなみかわ ―― 確かにね、動機というところでは何か恨みがあるとしたら、家族一家っていうのが自然ですよね
ダイアン津田 ―― 生娘に化けた雌だぬき

みなみかわ ―― 女性っていうと…

後藤晴奈 ―― クサい演技の人っていうのはちょっとよく分かんないですけど私のプロデューサーです

ダイアン津田 ―― じいさん?
みなみかわ ―― じいさんが怪しい」っていうのをほかのスタッフに言っていたらしいんですよ

伊集院光 ―― 何で刀で殺されてないんだ?っていうのを…

伊集院光 ―― それで言うと最初に殺された村長死んでんのか?っていう

ファーストサマーウイカ ―― じいさんが怪しいっていう

後藤晴奈 ―― でもこれだがいつ撮ったのかっていう話になりません?
みなみかわ―― ロープの掛け方が変わってるってことですね

みなみかわ ―― じゃあこのとき生きてるってこと
みなみかわ ―― 村長の自作自演っていうことですか?
後藤晴奈 ―― 何かほかに村長の件で何かヒントとかって何かありませんでしたっけ?

ダイアン津田 ―― それに協力してくれって俺に言うたんちゃうん これYouTube撮ってたてってこと
みなみかわ ―― あっYouTubeドッキリ的なこと?
ダイアン津田 ―― ウソ…えっそういうこと?

五百旗頭茂雄(村長) ―― 死んだふりをしてその後にみんなの前に現れて芸人さんを驚かせるという死んだふりドッキリです

ダイアン津田 ―― これドッキリしてたってことや!
みなみかわ ―― ドッキリってことですね どっきりよね

ダイアン津田 ―― 最初にこの村を紹介するっていうのが水曜のダウンタウンのドッキリやろ
ダイアン津田 ―― 俺はどこの人?

みなみかわ ―― でも殺したやつがいるってことはそいつと多分共同でやったんじゃないすか?

ダイアン津田 ―― ていうことは鈴木さんもその場にいないことになるやん
みなみかわ ―― そういうことですよね

みなみかわ ―― でもねちょっと待ってください おかしいじゃないですかだって高木さんはそのときに言ったら見立てしたわけでしょ? でそれで殺されたっててこれは違うってことは高木さんは協力者なんですよ それの「じいさん」ってことじゃないですか じんさん=高木さん

後藤晴奈 ―― 「じいさん」っていうものに関しては何だと思いますか?

みなみかわ ―― 恐らくカメラマンをしてたんじゃないだろうかという

ダイアン津田 ―― みなさん最初に発見したときに村長は死んでいませんでした 本当の死んだ時刻は12時45分ということになりました しかも斧で殺されたのではなく絞殺です そのときアリバイがなかった方が1人おられます それはあなただ!鈴木さん!


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