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もしかして、ヤブガラシを撲滅したのか?

無事に健診が終わり、カロリーメイトで昼までをしのぎました。やむを得ないこととはいえ、もうちょっと何とかならないかと思います。

さて、……

雑草にヤブガラシというものがある。これについては、2回ほど取り上げている。

最初は私の実家についての記事、二つ目は私が今住んでいる家についての記事である。

ヤブガラシはブドウ科の一種らしいのだけど、残念ながら美味しい実を成らせたりはしてくれない。地下にデンプンを蓄え、ものすごい勢いで成長する。蔓草であり、周りの立木に絡んで成長する。

その過程で立木は、ヤブガラシに巻き付かれて全体を覆われてしまう。こうなると、光合成ができずに枯れてしまうこともある。ヤブガラシという名前は、そうやってヤブを構成する木を枯らしてしまうことから付けられた。

ヤブガラシの厄介なところは、地下の山芋状の根を掘り出さない限り、何度でも芽を出してくるという性質。上の方を引っ張って抜いても、しばらくするとまた芽を出してくる。これは何とかしなければならない。

と言いつつ、いざ地下部分を掘り出そうとすると、他の木の根も複雑に絡んでいて、掘るのに慎重にならざるを得ない。かなりの覚悟が必要になる。

また、ヤブガラシは蜜の多い花を咲かせる。これがくせ者で、蜜に惹かれたスズメバチがやってきたりもする。その状態で、安易にヤブガラシを茎を引っこ抜くのは、スズメバチを刺激して時に命に関わる可能性がある。

と言うわけで私は昨年、花を付ける前に地道に引っこ抜くことを繰り返して夏を凌ぎ、秋まで一進一退の攻防となった。やがて秋になった時に、一気に勝負に出た。

そもそも、今どうなっているのかを確かめたいという好奇心があった。危険な時期を雌伏してやり過ごしてきたことから、今こそやってみようと思い、三本鍬で地上に出ている芽に沿って土を掘り返していく。

この作業では、スコップでの直掘りよりも鍬の方が作業性が良い。せっかく芽が案内役になっているのだから、それを切らないように慎重に掘り返し、崩れた土を隣に敷いたシートの上に積み上げていく。

深さが15㎝くらいのところで、直径4センチ程度のタマネギみたいな球根があり、それを傷つけないように掘り出す。芽から直結しており、これがヤブガラシの本体だと思われた。

そのまま冬となり越年したのだけど、初夏も過ぎた今になっても芽が出てこない。これはもしかして撲滅に成功か? との思いを強くする。

こうなると、上の2つの記事のうち、1つはクリアしたということになる。素直に、嬉しい。

ただ、実家の方はかなり育っているようで、こちらも何とかしなければならないな、と思っている。

お読み頂き、ありがとうございました。

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