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好かれる老人を目指すために

今日は昼の気温があまり上がりませんでした。月曜午後から火曜の朝にかけて降った雪はまだ解け残っています。帰宅時も足元ヨイカ? ヨシ! と1人KYをしながら帰宅しました。

さて、……。

イギリスのチャールズ国王に初期のガンが見つかったらしい。何のガンかは明らかにされていないが、とりあえず処置は終わった模様。

国王は御年75歳だという。そもそも即位したのが2022年9月のこと、当時既に73歳であった。

一般通常人であればとっくの昔に定年を迎える年齢での即位、新米国王となって1年半が経ったところ。彼の国の老人医療福祉制度は日本とは異なるし王族にはそもそも無縁だろうけれど、75歳って日本なら後期高齢者に区分される年齢である。

先のエリザベス女王の在位が長かったのでやむを得ないことではあるけれど、この年齢からの即位は本人にとってもシンドイものだったと思う。お大事にと申し上げたい。

もっとも、世界に目を転じればアメリカのトランプ前大統領とバイデン現大統領も結構なお年である。加えて年齢だけで一律に判断することも時代的に不適切だと考えられるようになっており、国家元首の高齢化も世の流れなのかも知れない。

自分自身、どちらかと言うと後期高齢者の方が近いこともあり、高齢者を大事にしたい気持ちはある。そして、その活躍を応援したいとも思う。

ただ、それも全ての人に対してというのは難しい。人によるという身も蓋もない状況になってしまう。例えばエリザベス女王はチャーミングであった。生前の彼女の早期譲位を望む声があっただろうか。あってもごく少数だったように考える。

王制廃止論はあった。でもそれは年齢とは全く別の話であり、ここで論じるものではない。

しかし、上で記載した英米の元首に対しては、あまり良い印象はなく応援したい気持ちが湧いてこない。人に好ましく受け取られる言動を積み重ね、美しく老いることって誰でもできることではないのだなあとつくづく感じてしまう。

つまり、これも生まれ持った才能なのだろう。誰でもできることではない。ではそれが我が身に備わっているか? と問われると、怖くて考えられないw

昔、とある講演会で中高年のオジサンは普通の顔をしていても不機嫌に見えると教わったことがある。余計なお世話だと思う気持ちもあるけれど、私はそのご指摘に納得する部分もある。

だから、笑顔を絶やさないとまでは言わないまでも、人と相対する時には極力前向きな感情(興味を持つ、感心する、納得する等)を出すようにしている。為政者になるわけではないけれど、周囲の人に気を遣わせたくはないので。

お読み頂き、ありがとうございました。

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