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施設の母を見舞う

今日の私の実家周辺は、かなり朝が冷え込みました。布団から出ていた腕の冷たさで目が覚めたくらいです。

今日は、施設のお世話になっている母を訪ねた。元々今回の帰省は、これがメインであった。

母の日と母の誕生日も近いことから、姉と待ち合わせてプレゼントを購入して施設に向かった。

母は元気であった。しかし、滑舌がすごく悪くなっていて、言っている内容がよく分からない状況であった。

それに加えて元々認知症に起因する論理的には破綻している発言内容も相まって、どうにも会話が成り立たない。

ただただ母の発言にうなずき、肯定的に受け止めていたのだけど、それは分かったふりをしているだけである。

そうこうする内に規定の面会時間が来たのだけど、ぶっちゃけそれに安堵する自分がいた。

もちろん、姉も同様だったようで
「…分かった?」
と聞いてきた。
「分かんない」
「疲れた」
「確かに」
「分からないことを分かろうとしたんだから疲れるよねえ」
という会話をして施設の駐車場を辞去した。

これもお務めだと思うようにしている。

お読み頂き、ありがとうございました。

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