僕は関西人です。
西日本エリアに住む人なので、わっくわくしながら新幹線に乗って日帰り観光をしました。

学校からの派遣だったり、就活だったり。プライベートで訪れたことはなかったので、何となく見る目が変わって真新しい風景に見えました。

初めてのひとり旅です。
なので、目的はひとつに絞って、ふらつくことはしませんでした。

行って来た場所は、日野。
東京といえば、眠らないネオンの光る街という印象が強いですが、比較的自然に囲まれた場所で、人が少なかったので少し安心……。

あまりに人が多すぎると気疲れがすごいので、ちょうど良かったです。

観光目的は、歴史ある新選組跡地を巡ること。

高校生の時に、新選組にハマりまして。
学校の図書館にあった関連の書籍は、全部読み漁りました。
中には、当時、筆で書かれたであろう草書の写しもあって｢読めない！｣と、今度は草書字典を借りてきたりと楽しかったです笑

そのうち、親戚の伯父に｢研究員と同じことをしてるな｣と感心されました。

高校を卒業して、歴史関係から気持ちが離れてしまって、あれほどのめり込んだ知識も薄れてしまいました。

高校時代はあまり県外に出歩けるほど、お金は持っていませんから。社会人になった今なら、それなりにお金は持っているし。過去の自分に出会えるだろうと、東京までやってきました。

不思議なものですが、当時の記憶がよみがえって、ただ過去の自分に会うだけだったのに、ワクワクした気持ちがとまらなかったです。

もしかすると1度ワクワクしたものに出会うと、忘れたと思っても、記憶の奥の方にしまいこんだだけかもしれないですね。
目の当たりにすると、ワクワクした気持ちが湧いて出てきます。

さて、話が逸れました。

今回最大の目的として、いの一番に訪れた場所があったのですが、整理券配布切れで入れませんでした。

佐藤彦五郎新選組資料館です。
一応URLも載せておきます。

テレビの特集であったんですよ。
超次元能力者ジャッキーさんが、新選組副長土方歳三に関連する跡地をめぐるというものが。

朝日新聞記事とフジテレビ記事も載せておきます。

元々、僕はテレビを見ない人間です。
父親に｢録画しといた｣って言われて、これは見なければ！　と、最後まで見ていたら、

『日野で、遺髪を初公開します！』
──なんて、テレビが言うもんだから。

こりゃあ、行くしかねぇよな。って思っちゃったんです。
テレビで言われたもんだから、絶対人が多いのは見越してました。なので、入れなくても特段ショックは受けてなかったんですけどね。

新選組に関連した場所を巡るのが今回の目的だったので、他を見てきました。

・日野宿脇本陣跡
・日野市新選組のふるさと歴史館

この2つです。

他にも見に行こうと思った場所はあったのですが、Webで検索した限りでは閉館になっていたので、赴くのはやめました。

写真は撮ってませんが、歴史って良いものですね。
ただ古めかしいだけじゃない。

想いがこもってて、誰かの生活の1部を覗かせていただいて。
新選組が最盛期活躍していたのは約7年ほどしかなかった記憶ですが、それでも当時からしてみれば、日本中に認知されるなんて誇らしさがありそうです。

出る杭は打たれるというのか。
ただ純粋に賞賛されるのは、時代が変わった後というのがかなしいものですが、こうして150年以上経った今、後世に遺してくれて歴史が見られることに感謝ですね。


僕はこの新選組から、武士道や人としての在り方。
日本という国はどう変わって、現代に落ち着いたかに焦点を当てて考えるのが好きです。

歴史といえど、あまりに壮大で切り口が多すぎるので、ここから色んなことを知りたいと思っています。

また機会があれば、もう一度日野を訪れたり、別のところへ観光に行きたいですね。