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Rianの作詞集

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僕が書いた詞をまとめています!アーティストの皆さん歌ってください。
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ハル

ふらり花が芽吹くように きらり地球(ほし)を照らすように

心がぱっと開いてゆく 眩い春の午前9時

期待を詰めたリュックを背負って 旅へと向かう

ため込んだ息を吐きだして 空を見上げると

桜は咲くのを待っている 僕の心のつぼみ

ピンクが散った1年前 切なさと希望を胸に 

僕は行く 違う色を探しに ドアを開きに

満員電車

敷き詰められた気持ちを乗せて僕は走り出す

目指すべき場所へ 遠く 遠く

右の人左の人全てが青信号で心が停止信号になる

進み続け躯体を震わす 目的地へ 深く 深く

幾千の不安と期待を背に走り出す

まだ見ぬ場所へ 空想を巡らせ 浮き沈み

これまでの僕を道連れに これからの僕に会いに行く旅へと向かう

さあ乗り上げよう 未知(道)へのレールへ

未来をつり革に託して さあ希望を握りしめて

チュロス

止めどなく溢れだした 固く甘い僕の想い

揺るぎなく燃え盛った太陽みたいに

包み込んでた心が ベイクしている夏休み

あの横顔 真剣な眼差し

その笑顔 手を振りまたね遊歩道

嵐に耐える林のように 雄大に動いてる

変わらない現在(いま)と置いてきた過去を

ミキサーに入れて 解き放ちたい

ありふれた日々が嬉しく思える

君がいたから 歩いてきたから

その足音 速度 香り 全てが僕の宝物

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水畑

一つの濁りも無く 瞳が僕を潤す

一筋の水が地を濡らし 天へと弾ける

そんな幻想(ストーリー)だった

僕らはこうして回る メリーゴーランドのように

晴れた春の日に 無垢な心を 肥やし 荒らし 飛ばし

泥まみれの思い出は 胸の中

冬の暗がりで 埋めた想いが 疼きだすのさ

超えて 壊して 駆け出す

吹き荒れる冷たい風が また季節を突き動かす

遠く光る星も無く 昨日の君を探し

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