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【備忘録】 多発性骨髄腫 : 健診2回目

あーあ、といきなりのため息。
昨日は健診の2回目。
ヘモグロビンがねー、減っちゃったんですよ。
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ヘモグロビン : 10.1L
IgG : 6169H
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先生曰く、がん的にはあまり変化がないけど貧血は進んでいる状態。
年明けの1-2月くらいから治療始めましょうかね、とのこと。
まあそうだよなあ。
そんな訳で昨日からちょっとブルー。
正直あと1年くらいは猶予期間があるかと思っていたのに。
なんなら20年くらいこのままの状態が続くかと内心では思っていたのに。
そんな訳ないか。
しょうがない、治療やりたくないとうじうじ悩んでいた私の背中を身体が後押ししてくれたと考えるようにしようか。


で、LINEで報告した姉からの返事。
「なんか治療が始まると余命までのカウントダウンが始まっちゃう気がして」
まあねー、そうなのね、そうなのよ。
その言葉は私が抱えている不安をものすごく的確に表しているんだけど。
でもね、姉よ、普通は当事者に向かってカウントダウンとか言わないと思うの。
まあそれを口に出して言ってしまうのがいかにもうちの姉な訳で。


前回治療延期のお祝い気分でランチを食べたファミレスで、今回も一人遅めのランチ。
前回も今回も、平日なのにお店は満席。
いいよなあ、みんな楽し気で、と物思いにふけりながらぼんやりと眺めていたけど、よくよく見たら半分くらいは病院帰りの人たちだった。
病院のレストランが小さいからかなあ。
悩んでいてもお腹は空くし、食べられるときに食べておかないとね。


ごくごく普通のランチ。コーンが固い


ところで先日はSNSでつながった同病の人たちとのランチ会でした。
楽しい時間を過ごさせてもらいました。
やっぱり同病の方達が元気にしているのを見るのってすごく励みになるし、何より病気のことを普通の話題として共有したり笑ったりできる場があることにほっとする。
そう言えば、父の病気の時も必死になって患者会探したよなあと思い出した。
父は神経系の難病。5年間の闘病後に他界。病気の特性もあって患者会はほぼなかった。家族会だけ。
それを思うとまだまだ私は恵まれていると言えるのかもしれない。
病気が荒波なら患者会は灯台。
そこに火を灯してくれる方々に本当に感謝です。



街はすっかりクリマスマモード。
今年のクリスマスはとりあえず家で迎えられそう。
来年はどうなっているかなあ。