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作品が生まれる場所

こんにちは、国武凜(くにたけりん)です!
「大阪Candy」というスナックのママをしたり、ピアスブランド「LUXER MOON(ルクサームーン)」のオーナーをしたりしておりまーす!

ラジオ配信もやってるよ!

『スナックくにたけ in 大阪Candy』(6月30日金曜)

本題に入る前に告知だけさせてください!
6月30日(金)に、8名様限定の
「スナックくにたけ in 大阪Candy」
を開催します!
お世話になっている方も、初めてお会いさせていただく方も、これを機に呑みながらお話ししませんか!
参加費は3000円(飲み放題付き)となっております、枠は残り2枠!
よろしくお願い致します!

最近学んだ言葉

パラノイア・クリティック... 偏執狂的=批判的方法。妄想に、妄想を弱めるのではなく、妄想を実際に具体化しようとする批判的要素を組み合わせることをめざす。現実世界に対する信用を落とした先にある世界。
「思考のパラノイア的で活発になる過程によって、混乱を体系化し、現実世界の全面的な信用失墜に貢献することが(オートマティスムやほかの受動的な状態にとって)可能になるときが近いと思う」ダリ
偏執... 偏見を固執して他人の意見を受けつけないこと。偏屈。片意地。へんしつ。
パラノイア... ある妄想を始終持ち続ける精神病。妄想の主題は、誇大的・被害的・恋愛的なものなどさまざまである。偏執(へんしゅう)病。妄想症。
ジェントリフィケーション...都市部の停滞地域に富裕層が流れる現象。
・金銭的やりとりは関係性の欠如を示す。恥ずべき行為である。
・ヒックの法則
選択肢の数が増えると意思決定にかかる時間も対数的に長くなる
・ヤコブの法則
普段よく利用していて馴染みのあるプロダクトと同じような挙動を、他のプロダクトにも期待すること
・近接の原理
物理的に距離が近いものを仲間、同じグループとして考える法則

偏愛と創造

上に、最近学んだ言葉を列挙いたしましたが、一番上に
パラノイア・クリティック
という、確実に誰も聞いたことがないであろう言葉が出てきましたね。
僕は10日まで東京にいるのですが、六本木から歩いて徒歩5分のところにある「文喫(ぶんきつ)」というめちゃくちゃ最高な本屋カフェで読んだシュルレアリスム(超現実主義)にまつわる本の中で出てきた言葉で、アートの文脈で語られることが多いです。

それぞれ整理していくと、まずわかりやすいのが
「クリティック」
という言葉は「評論家」を意味します。

問題は
パラノイア
という言葉ですが、これは「妄想症」を意味します。
妄想症とは、不安や恐怖といったものが強く影響し、他人が常に自分を批判したり、もしくは嫌ったりしているのではないか、といったようなネガティブな妄想に囚われる病気のことを指します。統合失調病にかなり近い位置にある病気で、妄想について触れさえしなければ側から見るとかなり正常に見えます。
最近はストーカーが社会の注目を浴びていますが、そのような人のなかには、恋愛妄想をもったパラノイアが含まれているという見解もあります。このように、パラノイアの概念が新たに注目されているそうです。

この二つの言葉を合わしたパラノイア・クリティックとは、スペイン、カタルーニャ州の地方都市フィゲラスで生まれたダリによって編み出された、作品を生むさいの一つの手法を指します。

彼は、1929年にシュルレアリスム運動に参加。気鋭の作家として、ブルトンにも目をかけられるが、シュルレアリスムの基本であるオートマティスムに依存しない独自の絵画理論を展開。特に「偏執狂的=批判的(パラノイア・クリティック)」方法は、ダリの作品の多くに見られる独自の絵画理論。ダリは、精神科医フロイトが紹介する精神病患者の症例「パラノイア」(目にしたものが妄想によって別のものに見える)を独自解釈し、あるイメージを執拗に眺めていると、まったくの別物に見えてしまう現象を、妄想や記憶という無意識の世界の反映ととらえて積極的に絵画制作に取り入れた。またこの方法によって生み出された、ひとつの形から複数のイメージが浮かぶ
「ダブル・イメージ」
もダリの代表的技法だ。

子ども、女への壮大な記念碑

ダリは独自の絵画を制作し、時代の寵児となるが、のちに運動からは破門されることとなります。

圧倒的創造は、偏執から生まれる

この技法を学んだり、数多くのアーティストの作品や哲学を学んでいると、つくづく「創造は、偏執から生まれる」ことを感じさせられます。
上の悪ひん、「子ども、女への壮大な記念碑」なんてまさに妄想に対する偏執以外の何者でもなくて、そこから独自性が生まれ多くの人を魅了するのだと思います。

僕はピアスブランド「LUXER MOON(ルクサームーン)」を運営しておりますが、このブランドのルールの一つに
「国武凜が心の底からいいと思ったものしか売らない」
というものがあります。

これも、世間から愛されなくていいから、他人に何を言われようとどうでもいいから、とにかく国武凜のピアスに対する偏執によって成り立つブランドにすることで、LUXER MOONが存在する理由があると思っているからです。

世間に迎合するフィールドと、愛に偏執するフィールドの二つを自分のなかで持つことが、すっごい大切だと思います。

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