Rin

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  • オリジナル小説【氷の王子と鋼の君】

    弓道部に所属する主人公の相楽悠は大会前日に彼女と別れたにも関わらず、個人戦優勝を果たしたことから「鋼のメンタル」の異名を持つ。 保健室で出会った美形同級生の柳理央に心を奪われ、彼のことを知ろうと周囲に話を聞くと 誰にも笑顔を見せないことから「氷の王子」の愛称で呼ばれていることを知る。 柳理央を通じて主人公が様々な感情と向き合っていく物語。

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昼練前の出来事

【あらすじ】 全校集会以降、主人公の相楽悠は柳理央の姿を見かけることなく2週間が過ぎていた。接点がない理央とどうしたら友達になれるのか圭介に相談するも、自分が特殊な環境にいたため全く参考にならない。友達計画を思案している最中に偶然理央とすれ違い…。 【本編】 全校集会以降、彼の姿を見かけることはほとんどなく2週間が過ぎ、段審査の日程が迫る。 合同授業は8組と行うため、6組と関わることはほぼ無い。 友達、弓道部員は1組、2組、3組に集中しているため、6組に用事ができるイ

    • オリジナル小説【全校集会での出来事】

      【あらすじ】 主人公の相楽悠は保健室で出会った美形同級生の柳理央が忘れられず、彼を探してみるも見つけることができずに1週間が経過した。全校集会で個人戦優勝を果たしたことから表彰のため壇上に呼ばれたが、学年中に『別れた直後でも優勝する鋼のメンタル』と噂されて困惑していたところに彼が現れて…。 【本編】 保健室での出来事から1週間以上が経過し、それ以降彼の姿を見かけることはなかった。 月1回ある全校集会に参加するため、廊下に出て名簿順に並ぶ。 6組の集団から彼を目で追って

      • オリジナル小説 【保健室での出来事】

        【あらすじ】(175文字) 【本編】 教室の窓から見た空は雲ひとつなく、太陽の日差しが容赦なく地面を照らしていた。 昨日の試合を思い出す。 静寂から時折全身を包み込む風、呼吸と動きが一体化して、自然と手元から離れる矢、直後に聞こえる的に当たる音。 何も考えず、ただ目の前のことを意識する瞬間が好きだ。 「なー、昨日の試合どうだった」 後ろから聞こえる声の主は小学生の頃から一緒にいる幼馴染の坂下大貴。 「んー、個人戦優勝した」 「高校から弓道始めたのに、本当にすげーな

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