先日、アメリカの高校で日本語を教えているＮさんに Kahoot でクイズを作ったことを伝えたらすぐに返事が来まして「生徒から Kahoot は急かされるから嫌と言われてしまったので、今は違うサイトを使っている」とのことでした。

Kahoot はＴＢＳオールスター感謝祭の４択クイズのように、制限時間内に正しい答えを選ぶとポイント獲得でき、早く答えを選んだ人ほど高得点が得られます。

ハラハラドキドキするクイズは私は好きですが、じっくり考えたい派には面白くないのでしょう😒

Ｎさんの勤める高校も含め、多くの高校では、日本語は選択科目です。日本や日本語好きな生徒がほとんどだと思っていたのですが、取りたい教科がなく、とりあえず日本語を選んだ生徒も少なくないそうです。なので、生徒のレベルにかなり差があるみたいで、とりあえず派の生徒にもこのようなクイズは面白くないのかもしれませんね。

で、今教師たちの間で話題になっている Blooket（ブルケット）というクイズができるサイトを教えてもらいました。

Blooket も、制限時間のある４択クイズなのですが、解答ポイントをサイト内のゲームに使えるというクイズとゲームが一体化したクイズサイトです。異なるタイプのゲームがあり、運や戦略が必要なゲームもあるので、誰にでも勝つチャンスがあって面白いそうです。

ということで、さっそく今日、プライベートで教えている三人組にどんな感じか試してもらいました。

ひらがなの問題をやってもらいまして、３人の表情から楽しんでることがすぐにわかりました（もっとやりたいと言われたので、ソロでできるクイズ＆ゲームは宿題にすることにしました）。

いつもは普通に「読み書き」しているのでつまらなそうですが、今日は生き生きしてましたね～。今年最後のレッスンだったので、楽しかったのなら何よりです。

オンラインになり、このようなクイズサイトがたくさん増えて、どれを使ったらいいのか本当に悩みます。小学生の学習者にはエンタメ性の高いものがいいし、しっかり勉強したい高校生にはシンプルな方がいいし・・・。面倒ですが、学習者それぞれの性格に合ったクイズサイトを使っていこうと思います。はぁ、難しい (*´Д｀)

ただ、しっかり学んでもらいたいので、ゲーム性の高いクイズはスペシャルな時だけにしないとですよね。

楽しい授業にするには、学習者の努力も必要なのですが、それが一番難しい！

追伸：Ｎさんは Kahoot の有料アカウントになってしまったので、期限内は意地でも使いますと言ってました💪