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起こる事象に逆らわなければ"挫折"は存在しない

僕が高校一年生の時に初めてビジネスという世界を知った時から今までを振り返って、もちろん経済的な面での成長もありましたが、やはり1番は思考やメンタル面の変化です。


その中の1つがタイトルにもある通り「起こる事象に逆らわなければ"挫折"は存在しない」という思考法。

ちなみにこの思考法は僕自身もまだ完璧に熟知できているわけではなく、全く挫折しないということではありません。僕含めて、どうしても一時的に"きつい"と感じてしまう領域は誰もがあると思います。


が、実際に僕がその"きつい"と感じる痛みを、多少なりとも和らげることができたのがこの思考法です。


今起きてることは挫折するほどのことなのか?というか、目標を叶えるために必要な事象を自ら挫折と名付けて首を締めているだけなのではないか?

そう、ほとんどの挫折は自分自身が挫折だと錯覚を起こしているだけで本当はそこまで考え込むようなことではないんです。むしろ、勝つまでに必要な過程かもしれない。


これはイメージで言うと、濁流の中で波に逆らうのではなく"どう波に乗れるか"というアクティビティ。笑


例えば、先日マレーシアでパスポートを無くした時、もちろん最初は焦りが生じましたが、よくよく考えてみると


"パスポートを無くした"という事象に逆らうから焦りがくるわけで、自分に必要なことなんだと視点を変えてみたらどうだろう。


「もっと長くマレーシアに滞在できる」
「マレーシアのコンドミニアムとかも内見してみよう」
「SNSの発信素材になるからラッキー」
「普通に旅行してたら考えられないことを体験させてもらえてる」


このように不足ではなく"充足"に気付けるようになります。


他にも、よくお金のない人が、何不自由なく生活ができる富裕層、SNSでかっこいい起業家を羨ましがりますが


どんな事業が上手くいくのかを手探りしたり、
初めて上げた売上に喜びを感じたり、
たった1人のお客さんからの「ありがとう!」に感動したりと


まだ目標を叶えられていない人達は、それを叶えるまでの過程すら楽しむことができるんですよ。逆に言うと、既に成功している人というのはこれらを味わうことは2度とできないですよね。


「お金持ちになりたい!」という理想を叶えたい人と「あの初々しい起業当初に戻りたい…」と理想を叶えた後の人。


どちらも、既にある"充足"に気付けていないのであれば"不足"に陥ってしまうという訳です。


逆に、今起きていることは数年後の自分に必要なんだと捉えて、許容することができれば、おのずと"充足"に気付けますし、そこに気付けると徐々に不安が「未来へのワクワク」に繋がり楽しめるようになってきます。

で、楽しめることができれば、結果的に成果を得られて、もっと楽しくなってくる。


そう、この"充足"に感じることをスタートとしたサイクルさえできてしまえば、起きもしない未来への余計な不安や自分で名づけた挫折という錯覚さえなくなり、"今"という一瞬一瞬が満たされるようになります。


あなたの目の前で今起こっている事象というのは、一時的に不安や不満を生んだとしても、全て勝ちまでのプロセスでしかないということを覚えておいて下さい。


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