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【黒川温泉・女性1人旅】現地に行くからこそ出逢える人・グルメに心もお腹も満たされた至福の1日【前編】

子供の頃から大好きな阿蘇。雄大な阿蘇山と爽やかで優しい草原に子供ながらに癒しや心地よさを感じていた。まさに私にとって、パワースポット。

私も牛さんのように自然の中で、ゆったり生きたい。

もしAnother Skyに出るのなら「ここが私のアナザースカイ!阿蘇です!」と言いたいくらい好き!!!!

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阿蘇市内は何度も訪れたが、『黒川温泉』は行ったことがなかった。

大学生の頃から行ってみたいと憧れつつ、山奥のイメージだったため車がないと行けないのでは?と思い、行けずじまいだった。

(免許は持っているがペーパーなので車という選択肢は無い……!笑)

そして、ちょっとお高いのでは?敷居が高いのでは?と思っていたら、あれよあれよと29歳になってしまった。

『憧れるのをやめましょう』

ふと、同い年の大谷翔平さんの言葉を思い出す。(ご結婚おめでとうございます!)

ハッとして「本当に行けないのか?」と自分に問いかけた。今まで行きたいと思いつつ、具体的な方法やルートを調べたことが無かった。そりゃ、いつまで経っても行けないよ〜!

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純粋に黒川温泉に行きたいというのもあるが、もう1つ私には「旅の目的」があった。

それは、旅をしながらライティングの志事を自由に楽しむ”経験”を創ることだ。

*「旅の目的」や「実際に”経験”して得られた気づき」はこちら♪


2023年9月。夢を叶えるためにも、まずは念入りにリサーチすることから始めた。

あれ……意外と行けそう!お宿も1泊ならコツコツお金を貯めればいけそう!!

せっかくなら縁起のいい日にしようと思い、2024年3月15日の天赦日に予約した。

あれだけ1人では行けないと思い込んでいた「黒川温泉」に行ける……!

期待とワクワクで胸がいっぱいになった。そして、やる前から諦めてはいけないと強く実感した。

こうして私は、ようやく黒川温泉に行く”夢”を”予定”に変えることができた。

半年前から計画と想いを書き出して、コツコツと準備!


2024年3月15日(金):黒川温泉1人旅 Day1

そしてついにやってきた、旅当日!春の訪れを感じる暖かい晴天。すでに楽しい旅になる予感にワクワク!

調べてみると黒川温泉は福岡から高速バスで行けることが分かった。ペーパードライバーにはとてもありがたい。

今回は天神バスターミナルから出発!西鉄福岡(天神)駅の1つ下にあるので、アクセスも楽ちん。

1日3便往復していて、天神の他にも博多バスターミナルや福岡空港などにも停車するので、時間によっては福岡に着いてすぐ黒川温泉に行くこともできそう!

もうすぐ着くぞ〜!

9:13→12:20、バスに揺られること約3時間20分。黒川温泉に到着!

着いた!茅葺き屋根が趣深いバス停。

ひとまずお腹が空いたので目星を付けていたお店に向かおうと思ったら、、、なんとランチが終了!もう1つ目星を付けていたお店もまさかの定休日……(金曜定休日のお店が多いので注意!)

途方に暮れながら、中心街に向かっているときにビビッと来たお店。

『予祝』という素敵な言葉が目に飛び込んできた。

【予祝】
豊作やありたい未来を予め祝う事で実現へ引き寄せると言われる、阿蘇の農耕祭事のひとつです。

『予祝』のパンフレットより抜粋

今回、夢を叶える”体験”=未来を創りに来た私にぴったりな店名に驚いた。そしてグルテンフリーを意識している私にはうれしい「米粉のおうどん」!

ネットでリサーチした時には気づかなかった素敵なお店に出逢えて嬉しかった。

やっぱり実際に訪れるからこそ分かるもの、出逢えるものがある。これが旅の醍醐味だな^^


夜は『湯あかり』のライトアップもあります^^(期間限定)

平日とはいえ外国人観光客や卒業旅行の学生が多かったので、お店にはすぐには入れず1時間ほど待った。その間に温泉街周辺をぶらり。川のせせらぎに癒された。

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ついに入店!シンプルで洗練されたおしゃれな空間が素敵。

こちらはカウンター席。
奥には川沿いを見渡せる窓際の席もありました。

すぐにおうどんを注文!ドキドキ……!

米粉のおうどん あか牛

来た!人生初の米粉のおうどん、、、コシと歯応えがあって美味しい!!お出汁もしっかり効いていて、甘辛く炊かれた柔らかいあか牛も美味。生姜がいいアクセントになって、箸が止まらない。

米粉の麺といえばフォーやビーフン。ふにゃっと柔らかい博多のうどんをイメージしていたら、真逆の讃岐うどんに近い食感で驚いた!もしや米粉以外にも何か入れてる……?!

ここで私の好奇心が動き出す……!丁度、料理長さんが一味と七味を持ってきてくれたタイミングで思い切って話しかけてみた。

私「すごく美味しいです!!これは米粉100%ですか??」
料理長「はいそうです!」

まさかの米粉100%!さらに驚き。香川の会社が作っているものを取り寄せていることも教えてくれた。(だから讃岐うどんっぽいのか!)

他にも何で米粉100%のうどんを提供しようと思ったのか?…など聞きたいことはあったが、お忙しそうだったので控えた。

こうやって作る人の話を聞くと、より一層おうどんも美味しく感じられて心もお腹も満たされた。

「めっちゃ美味しいです!」と伝えた時の料理長の嬉しそうな笑顔にもほっこりした^^

『予祝』
〒869-2402 熊本県阿蘇郡南小国町大字満願寺6600-1 2F
《ご縁朝ごはん》8:30~13:00(3部制)(要予約)
《湯上りバル》12:00~16:00
※定休日 火・水・木
☆公式HPはこちら

素敵なお土産もたくさん!

お店で提供されたお茶が美味しくて、店員さんに聞いたら写真右上のほうじ茶とのことだったのでお買い上げ。香ばしさの後に甘みがふわっと来る初めての味^^

『予祝』のパンフレットを眺めていたら、米粉のクッキーの写真も発見!グルテンフリー生活の私にとって魅力的な商品。しかし『予祝』には置いていなかった。

店員さんにダメ元で聞いてみたら、系列の旅館『御客屋』に置いているという情報をゲット!早速向かうことに!

楽天トラベルより写真を引用。(撮り忘れちゃった)

黒川温泉で1722年に創業し、1番古い歴史を持つ『御客屋』。宿泊も温泉も利用しないので申し訳ないと思いつつ、恐る恐る入ったが、店員さんが快く迎えてくれた。

そして発見!おこめクッキー!田畑を耕し、山を手入れしながら温泉宿を営む「半農半宿」というスタイルを大事にしていることから、地元の農産物を使用したオリジナル製品を多数展開していた。

おこめクッキーには5種類の味があった。(いちご、にんじん、ほうれん草、レモンピール&チョコレート、抹茶)

ここでも人との交流を兼ねて勇気を出して店員さんにおすすめを聞いた。

私「どれも美味しそうですね…!おすすめはありますか?」

店員さん「私の個人的な好みにはなりますが、抹茶といちごが好きです^^

どっちも美味しそう…!全部買いたい気持ちを抑えるのが大変だった!

1つは店員さんがおすすめしてくれた「抹茶」、もう1つは私が気になった「レモンピール&チョコレート/ほうれん草」の二種パックを購入した。

どうやら店員さんによると、最近は生産していないようで御客屋で販売する分しかないそうだ。

現地に来たからこそ出逢えた、こだわりの一品を買えて嬉しかった。

おこめクッキーとほうじ茶は販売されていないが、料理長特製の調味料や素材にこだわった無添加カレーなどはオンラインショップでも買えるので気になった方は要チェック!

店員さんが優しくて、にこやかで素敵だったな^^

大事にいただきます^^

『歴史の宿 御客屋』
〒869-2402  熊本県阿蘇郡南小国町大字満願寺6546
TEL:0967-44-0454
《日帰り入浴》 8:30~20:30
大人:600円 3~12歳:300円

そして、ついに念願の「ふじ屋」へ……!

このまま続きを書こうと思いましたが、長くなったのでここで前編は終了!
お宿の様子や2日目については後編でお届けします♪お楽しみに〜!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^

2024.3.20.    Rina

2024.3.25.  *追記*
ついに念願の『ふじ屋』へ!お宿の様子などは黒川温泉旅行記・後編をぜひ、ご覧ください ♪ (公式サイトより詳しいかも…!)

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