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神社に呼ばれるって、なに?

「神社に呼ばれる」

…どういうこっちゃやねん?
って、1年前くらいなら思っていた。

ところが今年に入ってからというもの、「神社に呼ばれる」ということが頻発しだした。
あ、「神社に呼ばれる」ってどんな事が起こるのかを先に説明しておかなきゃですね。

私の場合だけれども、初めて名を聞く神社であっても以前から知っている神社であっても、急に特定の神社の情報を耳(または目)にすることが増える。
知人の口から。SNSから。街中の掲示物から。
全然関係なさそうな別件の調べ物をしていたら、その無関係そうな情報の中にその神社が登場してきたり。
あとは、理由は分からないものの、なんか気になってくるとか。
そんな感じ。


そしてこの夏、今までにない程の呼ばれ方をした神社があった。

奈良の大神神社

まずは神社好きの友人から勧められた。
その時は「おおがみ神社??」とか言って、読み方も知らなかったくらい。
ちなみに「おおみわ神社」と読む。

うん、じゃあ今度奈良に行く機会があった時に…なぁんて、ほとんど行く気もない返答をしていたんだけど。

その友人と横浜の伊勢山皇大神宮に行った時、「ここにも大神神社あるじゃん!」と指摘された。
伊勢山皇大神宮は近所なのもあって、月に一度はお邪魔していた神社。
「伊勢」と名が付くくらいだから、そこの御祭神は天照大神なのだが、本殿の隣に祀られてある磐座は奈良の大神神社の分霊だったのだ。
毎月通っていたのに、その磐座にも参拝していたのに、全然気付いていなかったという。。。


それからというもの、「大神神社に行きたい」と言う知人、「大神神社に行って来た!」と言う知人が何故か急増殖しだした。
SNSでも、繋がっている人達の投稿に大神神社がこれでもか!というほどに登場。
世の中のホットな話題が大神神社なのかと勘違いしそうなほどだった。

ここまでくると、さすがに「呼ばれてる」のは気付いていたけど、実際に奈良まで行くまでには至らなかった。

呼ばれているのにそれを無視して先延ばししていると、さらなる催促がかかるもの。
仲良くしている友人が「奈良に行こうと思う」と言い出した。「大神神社にも行って三輪山も登拝して来ようと思う」と。

大神神社は三輪山という山全体を神として祀っている神社。その神が宿りし山に入り登山が可能。
※神域のため手続きやルールあり

そしてその友人から「一緒に行かない?」と誘われた。
これだけ呼ばれているのだから、私も行こうかな。そう頭を過ったが、これまた何故かピンと来ず、そのお誘いには乗らなかった。

その時に、ああ、行くなら一人で行くんだな。と感じ取ってはいたけど、後日彼女が実際に大神神社に行った時、体調が万全ではなかったため三輪山に登るのを諦めたそうだ。
一緒に行っていたら私も三輪山には入っていなかっただろうと思うと、「ピンと来ない」という直感に従うことも大事だな~と痛感した。

一度は見送った奈良行きだったけど、彼女が奈良から帰ってくる頃には「私も奈良に行く」と心は決まりかけていた。
そして、実はその数日後に決定打が待っていた。

その日、これまた別の友人と伊勢山皇大神宮に行った時、そこに祀られてある大神神社御分霊の磐座の前で彼女が言ったひと言。

「実は、親が大神神社に勤めてるんだよね~」

ええぇ!!!


大神神社に行ったという言葉なら散々浴びてきたけれど、ご家族がお勤めとか、どうなってるの?!
もう、大笑いの域だ。

そして彼女からも、早く行った方がいいよと促され。
その10日後には、結局、奈良入りしたわけなんだけどw

この決定打を食らった後の10日間にも、まだお呼ばれ現象は続き、勝手に流れ出していたYouTubeのライブ配信のアーカイブ動画をなんとなく見ていたら、表示された視聴者のコメントに目を疑った。

そのライブ配信の内容は「インボイス制度」について。
なのに、いきなり「大神神社、行きます!」というコメントが横からシュッと画面にスライドして入ってきた。

あとは、来るはずの仕事関係の予約申し込みが入らないという現象が起き、おかしいと思っていた。実はちょうど奈良行きの週は決めたけど天気予報とにらめっこして日程を確定せずにいたのだ。

あ、これ、私の奈良行きの日程確定待ちなんだ。そう気付いた。
そりゃそうよね、先に連日予約が入っちゃったらまた奈良行きが先送りになるもんね。

そうして、気にしていた天気予報はガン無視しして、直感と受け取った「良き日」で決めた。予報は雨だったけど笑
宿やらなんやらの手配も済ませたら、案の定、滞っていた予約申し込みが入り始めた。
おもしろ過ぎる。。。。

ちなみに、予約時雨だった天気予報。
実際は、快晴でした。

これだけ呼ばれて、なんだかもう、なんなら待ち望まれてるレベルなんじゃないかと思ったくらいだもん。
そりゃ晴れるよね。


さて。
これだけ呼ばれるということは、それなりの理由がある。

当日そして後日に起きた出来事が見事に繋がってきたのだが、その話はまた今度。


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