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私のこと

はじめまして

お読みくださりありがとうございます。
不要な物を減らして穏やかに暮らせるような「小さな暮らしの考え方」を発信している、よしかわりなと申します。
ありがたいことにInstagramは現在8万人を超える方にフォローしていただいており、4歳と0歳の育児に奮闘しながら、フリーランスで執筆活動や、SNS関係の会社のサポート業務等を行っています。

どうして物を減らしたの?

今回は、初めてのnoteの記事なので「なぜ物を減らそうと思ったか」という点についてお話させてください。
5年前、私は夫と1LDKの賃貸で暮らしていました。長男を妊娠中に家の中の収納を見直したときに、子どもの物を収納する余裕がないことに気が付き(薄々は気づいていましたが…)

を収納するためには、自分の物を減らそう!
と一念発起したのがきっかけです。

そもそも、それまでの私は見栄っ張りの塊のような人間で、少しでもよいものを身に着けたい、人からよく思われたい…と、クローゼットに入りきらない量の服を持っているのに、新しい服が気になってすぐに買ってしまったり、持っている化粧道具を使い切る前に話題の化粧品が気になってしまったり…
浪費家のお手本のような人間でした。

妊娠、出産、子育てと家にいる時間が増えるようになって、ふと家の中を見ると「なんでこんなに沢山物があるんだ…?」と悲しい気持ちになったのを覚えています。

でも、その気づきのおかげで暮らし方や考え方がガラッと変わりました。

8割減らしても全く問題がなかった

まずクローゼットの収納ケースに入り切っていなかった洋服達を見直し。今の自分が着る服のみのクローゼットを目指して捨て始めました。

こんなに着ない服が沢山あるなんて…

服を捨て始めた当時は、買ってしまった後悔と、自分ってダメだなと自己嫌悪の気持ちで…とにかく落ち込んでいました。
でも、もうこんなことを繰り返す自分を、いい加減変えていきたい。キチンと向き合えたわけではないのですが、不思議な義務感を持って自分のクローゼットと向き合っていきました。

手放すのが惜しい服はフリマアプリやリサイクルショップを利用したり…1年近くかかりましたが80着近くの服を手放し、手元に残ったのは20着ほどでした。パンパンでしまりきらなかった収納ケースはスカスカに。

収納の悩みのないクローゼットって、なんて快適なんだろう。そして、今の自分が必要だと思う服って意外と少ない、という現実…以前は見えなかった新しい景色が見え始め、気持ちがワクワクしはじめました。

がらーんとした収納を連鎖させて

それから少しずつ、物でいっぱいになっていた1LDKの部屋をキッチン、リビング、寝室…と少しずつ物を減らしていき"賃貸でもスッキリ暮らしたい"の思いで部屋を整えていきました。一箇所をがらーんとさせることができると、他の場所もどんどん整えたくなる…

そんな不思議な連鎖が働き、築古の賃貸の部屋も物を減らしてスッキリさせることで、自分や家族が居心地の良い場所へと変わっていきました。

実は、当初この賃貸に引っ越してきたとき、物はそんなに多くありませんでした。

物を増やしていったのは自分自身なんです。

暮らしの中で物は自然と増えていくから、定期的に見直したり過剰に入ってこないように工夫する必要があることに気がつき、物が増えすぎないようにはどうすれば良いのか…試行錯誤するようになって今の暮らし方に辿り着きました。

そして現在、小さな待ちすぎない暮らしを過ごす中で意識していることが2つあります。

  • 本当に気に入った物を少しだけ持つこと

  • 自分の心のゆとりを増やすよう意識すること

です。
順番に説明させてください。

本当に気に入った物を少しだけ持つこと

SNSの中には洗練されたインテリア、オシャレな人、あると便利な便利グッズ…ありとあらゆる分野の情報がありますが、それらを全部自分に取り入れていたら
お金がいくらあっても足りません。

では、周りの情報で焦るこの気持ちは一体どうしたらいいのでしょう…悩んだ末に出した答えが「買う量を減らす」ことでした。
持ち物の量を減らす、その代わり、選ぶ物ひとつひとつにできるだけこだわったり厳選する…お金をかけるところにはお金をかける代わりに、自分にとって不要な物をできる限り持たないようにしてバランスを取るイメージです。

こうすることで、自分が身に着ける物、選ぶ物を真剣に選ぶようになるので「なんとなく買う」ことが減ります。服一つ買うことも、お手頃価格で買う服も、全てが真剣です。自分のクローゼット、自分の家に置きたくない物は置きたくない、という気持ちにすらなっていきます(注・家族で暮らしていると、これがまた難しい問題で…このことに関してはまたどこかで長く書かせてください)

私は不要な物でいっぱいだった生活から、少しずつですが「自分のお気に入りのある暮らし」に変えていくことができて、「買わなきゃ、買わなきゃ」と見栄を張っていたころの暮らしとは違い、「このくらいあれば十分だな」という、穏やかな気持ちで過ごせています。

そうそう、私ってこんな暮らしがしたかったんだ。気がついたら上へ上へと目指していて、沢山買ってしまっていたけれど、本当は好きなものがほんの少しあれば、気持ちは満足できる…物がありすぎて、その感覚がにぶくなってしまっていたことに気がつくことができました。

自分の心のゆとりを増やすこと

不要な物を減らす理由は「家や部屋をスッキリさせたい」という気持ちもありますが、心の底の部分で願っていることは「心にゆとりを持ちたい」と思われている方が多いのではないでしょうか。私自身もそうでした。

気が付けば毎日バタバタしていて、週末に部屋を片付ける気力も起きない…やらなきゃいけないことを日々こなすのに精一杯で、丁寧な暮らしなんてほど遠い…そんな風に思っていました。でも、家族にはできるだけ穏やかに接したいですし、私だってイライラしたくはありません(笑)

そこで、自分がどうして心にゆとりを持てないか…突き詰めていってわかったのが「物が多すぎてわけがわからないことになっている」ということです。

例えば、部屋着。春秋に着るもの、洗い替え、夏用の部屋着、洗い替え、冬の部屋着、洗い替え、冬の部屋着のアウター…それぞれを、収納にしまったり、衣替えをして出したり、どこに何があるか把握したり、意外と大変ですよね…

自分の持っている服を全て思い返せる人って少ないのではないでしょうか。

なので、衣替えに時間もかかるし、たまに休日に整理しなければならない…ちょっと時間ができた時に「あ、整理しなきゃ」と思っても、重労働になるからなかなか手が出ない。

「やらなきゃいけないこと」がある状態そのものがストレスなんです。

物は、大きな理由、小さな理由、一つ一つに家にある理由が発生しています。そして家に入れてから、管理する手間が生まれます。必要以上に物が多い状況は、整理や管理の手間がかかる…あれもやらきゃ、これもやらなきゃと、私のイライラの要因となっていました。

心のゆとりを増やすために物を減らす

管理・収納に困らない、どこに何があるか把握できる量というのは、気持ちがとにかく穏やかです。週末に慌てて整理する必要もないですしね。多く持って変化を楽しむことも素敵ですが、私は物の管理が行き届いている生活の方がずっと好きです。

物の少ない暮らしは、自分の気持ちのキャパシティを守るための暮らしでもあるのです。

このnoteで発信すること

この場をお借りして「少ないもので暮らす考え方」を、instagramより長い文章でお伝えしていきたいなと思っています。
日々私が試行錯誤していることを読み物のようにお伝え出来たらなと…と。また、写真を撮るのも好きなので写真と文字のZINEのような感覚で読める読み物にも挑戦していきたいです。

これからnoteを読んでくださった方が「少ない物で暮らすのって意外といいかも」と少しでも感じていただけましたら、こんなに嬉しいことはありません。不定期更新になりますが、今の私が書けることを積み重ねていきたいと思います。

最後までお読みくださりありがとうございました!


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