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瓶詰めのささやかな食の愉しみ

コロナの影響で、阿久根内の飲食店も軒並み客足が伸び悩む中、ごほうびドーナツは平日でもお母さんたちが、箱で10個から20個買っていく。自宅にいるこどものおやつ需要らしい。もれなく、私も。自宅に帰ってもかわいいこどもは待っていないが、ドーナツ10個と、苺のフラペチーノを購入した。

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分かりやすく、すこし宣伝になるが。。 ごほうびドーナツは阿久根の海沿いに建つ、道の駅前にある屋台店舗のドーナツ屋さん。ドーナツレシピを考案させていただいた。

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お隣には、さつま揚げ屋とコーヒースタンドもある。きっと↓こんな晴れた日なら苺フラペもぺろりだったろう。

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今日は風も強く、夕方から冷え込みだし、歳を重ねたせいもあり、苺フラペは半日かけて飲み干した。

阿久根に来て、よく買うようになったものがある。それは瓶詰め製品だ。ここでいう瓶詰めはジャムや梅干しといった昔からあるものではなく、「ウルメイワシの丸干し ドライトマトオイル漬け」「かぼすのアチャール」「丸干しのバーニャカウダソース」「塩バターミルク」「サルサソース」などなど(こうやって見るとイワシビル商品が多い)。食事をワンランクアップするソース系瓶詰めだ。ひとつあるだけで、いつものおうちごはんがレストランに早変わり。洋食店があまりない阿久根に住む私からすると、新鮮な食材を使って、自宅で洋食が簡単に作れ、愉しめることは、この上ない幸せで、生活にハリがでる。

町からこどもの声が聞こえなくなって10日あまり。もともと内食のレベルが上がりつつあったここ最近だけれど、だれとどこで、何を食べるかといったことに変化が起こりそうだと漠然と感じている。都会も。地方も。

全く記事とは関係ないのだけれど、冒頭の写真は阿久根の素材で作ったシーフードフォカッチャ。美味しいものを食べたいっていう、くいしんぼうの好奇心だけを片手に飛び込んだ阿久根。鹿児島の片田舎だけれど、だからこそなにか自分にできることがあるんじゃないか。

そんな風に感じる 今日も阿久根暮らし。

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