見出し画像

大人の読書感想文|「フツーな私」でも仕事ができるようになる34の方法

入社5年目になり、私が常々考えていることは「キャリア」だ。
自分でキャリアを選択できる時代になったが、その選択肢が多いほど、どのような自分になりたいのか、どのような人生を歩んでいきたいのか、悩んでしまう。

最近、日経WOMANを読むようになり、「『フツーな私』でも仕事ができるようになる34の方法」を知った。
本書は、今の私を見つめなおす、ことに主眼を置いてあらゆるカテゴリ別に田村さんの経験を通してアドバイスが書かれていた。

キャリアを考えるときに「今の生活もそれなりに充実しているし…」と決まって思っていたが、アドバイスの1つ、「モヤモヤと感じる不安や昔からのコンプレックスは何か。その根っことなる原因を突き詰めて書き出してみる」を実践したところ、あらゆるカテゴリにモヤモヤを抱えていることに気づいた。
容姿、学歴、仕事の内容、生活の仕方、暮らし…。まあまあ充実している人生を送っていると思っていたが、理想の自分とかけ離れていたのだ。

モヤモヤの原因は過去の経験が少なからず紐づいている。こんなはずじゃななかった、あの時はあれが最善の選択だった、、、いろいろな思いが入交じりながら選択した末、今の私がいることはわかっている。
入社し、そういったモヤモヤの解消は半ば諦めていたが(むしろうまく付き合っていこうと思っていた)、本を読んでいくうちに全部ではなくとも少しは解消できるように努力することはできるかも、と思えた。

社会人5年目。職場では、若手と呼ばれなくなり、後輩もできた。
「アラサー」と呼ばれ、周りにもさまざまなタイプの人生設計を描く人であふれてきた。(独身もいれば結婚した人・お子さん持ちも。。)

目を背けてきた自分のモヤモヤと向き合ってみよう。
モヤモヤ解消の先に自分のなりたかった自分(キャリア)があるかもしれない。
「何をするにも遅すぎることはない」
キレイゴトな言葉さえも今の私には染みてくる。


この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?