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ボウリングって難しい


アスカボウルの思い出

何故だかはよく覚えていないけれど、高校の後半から大学の前半にかけて、遊びに行く=ボウリングみたいになっていた時期が、あった。(ボウリング場のバイトをやっていた友人が多かったから、とかが理由だったかもしれない)

で、古めかしくはあるものの、もちろん得点は自動で計算されるもの、だったんだけど、何故か「アスカボウル」(当時奈良県民だったんだ)だけは、得点が手書きだった。

得点の仕組み

1ゲームが、10フレームという単位に分かれていて、各フレーム、2回まで投げられるチャンスがある。各フレームの1投目にピンを10本倒せたら、「ストライク」。1投目に10本倒せなかったら、その状態を維持して、2投目。2投目に残ったピンを全部倒せば「スペア」。基本的には倒したピンの数が得点になるんだけど、「スペア」の時は、その次の1回で倒したピンの数が足される。(例えば第3フレームで、1投目7本、2投目は残りの3本を倒してスペア、第4フレームは1投目3本、2投目は2本倒したとしたら、3フレーム目の得点は、第3フレームで倒したピンの10本と、スペアのボーナス(第4フレームの1投目)3本の合計で13点、第4フレームの得点は倒したピンの数、3+2で5点)で、「ストライク」の時は次と、その次の投球で倒したピンの数が加算される。10フレーム目だけは、ストライクとスペアの特殊ルールがない代わりに、2回プラス1回の投球チャンスがあって、最大30点。

…で、これを手書きで計算するんだけど、それはそれで案外楽しくて、しばらくこればっかりやっていた。

ボウリングの計算をしたい人の遊び

10面体(サイコロ。D10って書いたりもする)を1つ用意する。(今はね、100円均一でも買えたりするのが驚きなんだけど、私の頃は1つ200円くらいする高級品だったよ)無い場合は、普通の6面体サイコロ2つでも代用できる。

で、ボウリングの得点表っぽいもの(四角いアナログ時計が3時を差しているようなやつを10個並べる)を描いて、準備完了。

1投目は、普通にサイコロを振って、出た目のピンが倒れたことに、する。10を振ったらおめでとう。ストライクだ。そして2投目は、もう1回サイコロを振って、その数だけピンが倒れる。1投目との合計が10以上になったら、スペアだ。

これで、延々と、ボウリングの計算をすることができる。やったね!

拡張要素

やっていれば気づくのだけれど、ガターとスプリットがなくて、得点表が寂しい感じになるので、1投目が4の時はガター、8の時はスプリットにする。で、2投目の出目「10」は、「0」(得点表の表記上は「-」とする)とカウントする。(ただし、1投目ガターの後の10は、スペアにする!)1投目スプリットの時は、2投目の得点を、半分(端数切り捨て)にする。

これだと、ストライクが10回に1回しか出なくて、逆に半分くらいスペアになるので、1投目は追加で6面サイコロも1つ振って、1ならD10の出目にかかわらずストライクにする。で、1投目と、2投目の合計が13を超えたら、2投目は失投として、0本(-)にする。

これで、ずいぶんと、本当らしいボウリングの表ができあがる。(こんなことをずっとやっていると、将来、ボードゲーム作ろうかな、とか言い出すことになる)

まとめ

ボウリングとAIみたいな話を書こうと思ったのだけれど、思いの外、黒歴史自作ゲーム(?)を紹介したらスペースを取ったので、その話はまたどこかのタイミングで。というわけで今日はこのへんで。ほなね。

例のAI画像のコーナー

これは結構な大発見というか、画像生成AIの課題というか、サイコロに続き、ボウリングも苦手だということがわかりました。

ボウリングの投球モーションも、投げた後のポーズ(?)も、あんまり人間の形に見えていないのかも。

そして、ピンはきっかり10本でないとおかしいし、ボールに穴は空いているし、そこに指突っ込んでるし、学習しないといけない要素が多すぎるんですな。

ましなものをピックアップしないと、「バッドアナトミー」だらけでした。

手前が隠れて助かったパターンか
別の競技になっているな
はめ込み合成みたいになっている

というわけで、今日の見出しは、あえて人物との組み合わせじゃなくて、「おい、そこ!ボール溢れてるよ!」にしてみました。一番上の黄色いボールは、鈴だと思ってるんじゃないかな…なので、今日のタイトルは、「ボウリングって難しい」になったのです。


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