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同綴異義語

これで、「どうてついぎご」と読むらしい。漢字というのは非常に便利で、読み方なんてわからなくても意味はわかるようにできている。


きっかけ

昨日、こんな記事を書いた。

画像生成系AIで、「サイコロ」や「ドミノ」が上手く生成できない、と。そして、以下に示すのがその締めくくり文だ。

今度、ちょっと時間を使って、サイコロとかドミノが上手く生成できるモデルがないか徹底調査してみようかな。。。

「ド・ミノ」より

ということで、モデル探しをしていたわけなのだけれども、最適なモデルを見つけるよりも先に、とあることに気がついてしまったのだ…。

Domino, Girl,

極力余計な情報を乗せないように、2語でプロンプトを書いてみた。出力結果のサンプルがこちら。

例1
例2
例3
例4

これでも、「nsfw : not safe for work」指定は入れている。普段よりずいぶんセクシーな画像が生成されたなぁ、背景や、服のデザインに、私が指定したかった「Domino Tiles」の片鱗があるなぁ、くらいにしか昨日は思っていなかった…が、見ていただいた通り、どちらかというと、それ以外の要素が乗ってきているのが、わかると思う。

で、冷静になって、考えた。

気付きと、まとめ。

そうなのだ。我々は、

で取り上げた視点を忘れるべきではなかった。

何を言っているのかというと、Stable Diffusionと接する時は、「中身にコビトがいて、それはきっと欧米人」だと思うべきだったのだ。

彼らが当然のように読んでいる漫画はアメコミで、その中でも、「MARVEL」は必修科目に違いないのだ。

ここまででピンと来ていない人は、私と同類だと思う。画像を貼るのはアレなので、「ドミノ マーベル」で検索してみてほしい。(かなり有名キャラクターらしいので、「何を今更?常識だよ!」という声が聞こえてくる気もするけれど…)

私だって、「Domino」がピザを指すかもしれないことは認識していたので、そりゃぁピザが生成されたら、プロンプトの工夫も、する。しかし、まさかそんなキャラクターがいて、一般名詞のドミノより優先して適用されると思わないじゃないか。

というわけで、今回は、「画像生成プロンプトを作る時は、同綴異義語に気をつけよう」「とりわけ、欧米で流行っているキャラクター名には注意が必要だ」という内容の記事でした。内容は薄っぺらいのだけれど、モデル探しに意外と時間を食った結果がこれか…、と若干意気消沈しているので、今日はこのへんで。ほなね!

例のAI画像のコーナー

見出し画像では、「Dice, Girl,」だけ指定。

他にもDiceをいろいろ出してみて、Diceには同綴異義語がなさそうだということを、確認したよ。モデル探しの旅はまだ続くよ。。。

比率と字はおかしいけどな!
正〇〇面体作るより難しいまである

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