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中学生のスマホ事情【子育ての学び】

先日中学校の見学と説明会に行ったと書きましたが、

説明会の中で、興味深い話を伺いました。


生活指導の先生からの、中学生のスマホ事情についてのお話です。


そこの中学校の昨年度の一年生の生徒全員、という限られた中での話ではありますが、スマホの所持率はなんと7割以上だそうです。

10年前は3割程度だったそうですが、今やもうほんとうに「みんな持ってる」の時代になっています。


ではスマホで何をしているかというと、

大半がLINEや電話やメッセンジャーなどの他者とのコミュニケーション手段として、次いで動画視聴やゲーム、SNS、という結果でした。

勉強で使っているという子はわずか6%。


子どもにとっては遊び道具であり、個人的に中学生にはスマホは必要ないと思っている、とその先生ははっきりおっしゃってました。
そうだろうねえ〜、大人だってだいたいが遊びですよね。


家庭でスマホ使用のルールはあるか、という質問では、ルールがある子のほうが大半でしたが、ルールが全くない子が20%近くいました。

またルールがあっても破ってしまうという声も多く、使いすぎていると思っている子が5割以上でした。


大人だってスマホ依存ありますよね、私だって平均5時間とか使ってしまうから(note書いてる時間も含まれますけどね)子どもが自制心が効かず使ってしまうというのはもうわかりきっていることです。

スティーブ・ジョブズが自分の子どもにスマホを与えなかった(制限した、だっけ)というのは有名な話ですよね。


私も無料塾でボランティアをしていた頃に、スマホ依存のような子を見ていました。

その子は受験生でしたが、夜遅くまでスマホを触ってしまうので勉強をやらない、いつも寝不足で授業中に寝てしまう、という感じでした。

夜〇時以降はスマホを親が預かる、という強行手段をとってからは勉強に向かうことができましたが、それまではこちらが何度やめようと話をしてもやめられませんでした。


そんなことを知っていたので、私は中学では息子にスマホを与えないつもりですが、その頃にはどうなるやら…。


絶対に与えない、ということが無理な場合もあると思います。
みんな持ってるから、LINEに入っていないと話題についていけない、ひどいと仲間外れになるから、ってありますもんね…。

与えないことが無理なら、親が子どものスマホ使用に無関心にならず、うまく使えるよう導いてあげることが必要そうです。

居場所活動で子どもたちへ配る飲み物やおやつの材料を買わせていただきます!