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6月29日蟹座新月+海王星逆行開始〜大切なものを大切に出来る世界にシフトするための土台作り

6月29日11時51分頃、蟹座で新月を迎えました。
6月21日に夏至を迎えましたが、蟹座の新月は、夏至のエネルギーが個人の領域にセットされるようなタイミングでもあります。
夏至の星読みが間に合わなかったので今サクッと説明しておくと、大きなテーマとしては、、

● 自分の魂の望む豊かさや幸福を基準に、それを実現するための具体的な環境作り。
● 自分の理想のビジョンを基に、そこに向かって自分の環境を整えていくこと。
そのために、妥協していることや怠惰に傾いてしまっていることを見直していったり、足りないものを学んだり補っていく努力が必要。
● 思考や力押しではない、シンクロニシティーや自然な流れを上手く使いつつも、しっかりと意志を持ち、自分の望まない方向に流されてしまわないよう自分が舵取りしていくようなバランス力を身につける。
そのためにも常に魂との対話が必要。自分の魂が求める世界の最終形態を把握しておくことで、意図しないことや、障壁に出くわした時に、それらの事象を自分を理想の世界へ導くために必要な成長として捉えるのか、手放すべきことなのか、判断することが出来ます。
生命の力が湧き起こるものを選択していって下さい。
● 自分の理想の世界を現実世界に築くためには、必ず他者の世界と交わることになります。
自分の理想の世界を実現させるために、それに共感し、共有・協力し合える仲間やパートナーとの関係を育てていくこと。 本心で繋がれる関係であることが大切。
● また、仲間やパートナーと自分の本音を語り合うことで、自分自身の求めるものをより鮮明に把握したり、強く後押ししてもらったりと、自分の内側をより強く自覚していくことも必要。
● 個人の共感のもと結びついたコミュニティーなどの生み出す力が、新しい世界へシフトする鍵になっていくようです。新しい世界は大切なものを大切に繊細に扱える、個人のニーズを細やかに反映出来る世界なのだと思います。
● 自分の価値観が更新されるごとに、旧社会の必要のなくなったものが整理されていく感じ。
多次元的な意識で、これからの世界に必要な価値あるもの、不要なものを選択していくこと。
古いものの中にも形を変えて復活させるもの、寂れてしまった価値をもう一度見直すべきものなど、認識できてない価値あるものは旧社会にもたくさんあります。
壊されるスピードは加速していきます。大切なものを見失わないように。真に価値あるものに生命を与えましょう。

夏至の天空図は、秋分までの流れを示しています。
秋分からは、ここで育んできた自分の世界創造の意志やそれを共に築いていく仲間やパートナーとの関係性を土台とし、さらに具体的な何かを始めていく流れになります。
その中で個々の持ち味が明確になっていき、改めて自分のポジションが定まっていくイメージも。
そのための下準備のような時間となりそう。
成長意志を持って、試行錯誤しながら土台となるものを育んでいくこと。

そんな夏至を経て、今回の蟹座新月。
新月は10ハウスにあり、MCとコンジャンクションしています。
10ハウスもMCも社会性、社会で自分を発揮することや、自分を外側の世界に役立てていくことを示す場所であります。
一方、蟹座は4ハウスを管轄するサインで、10ハウスとは真逆の性質、プライベートな領域、自分の感情、内面世界などを示します。

夏至のテーマでも触れましたが、これから構築されていく新しい世界は、プライベートな領域と社会性、外側の領域が分離していない生き方、ということがポイントになってくるのだと思います。
これまでの世界のように、大きな社会の流れに合わせて生き方を構築していくのではなく、個人が大切にしたいものを大切にしていける、繊細で多様性のあるニーズをカバーできるような小さな単位で社会を築いていくイメージ。個人商店や家族経営のようなイメージも。
個人の純粋な思いから繋がっていく仲間、その繋がりから生み出される大きなうねり。
その具体的な種まきをする時だと思います。
また、家庭と仕事の両立のような、相反する方向性の両立につきまとう葛藤のように、何か大切なものを犠牲にして一方を成就させるような生き方を変えていく流れもきていると思います。
自分の魂の望むものを何ひとつ犠牲にしない生き方。
何かを犠牲にすると(*魂が真に望んでいない、つかみ過ぎているものは手放して下さい)、そこに歪みが出来てしまい、結局そのしわ寄せが大きな社会の歪みとなって現れてしまうものなのだと思います。自分の望みは自分が面倒を見てあげることが大切。
プライベートと社会的役割を分ける必要がなくなってくるようなイメージも湧きます。
仕事が志事になるような感じ。生き様そのものが仕事であるような。

新月は蟹座8度で迎えました。
『服を着てパレードするウサギたち』
● 自分の内面的な未熟さや幼さを、より洗練された活動へと昇華させるために、手本となる人を模倣して、成熟した資質を身につける。
● 自由気ままに生きたい気持ちに折り合いをつけて、大切な目標に向かい成長するために時間を使う。

という意味の度数。

新月とコンジャンクションしているMCは蟹座6度。
『巣を作る猟鳥』
● 自分の愛する人や愛するものを守り大切にしながら暮らすための、安定した生活拠点や場を作ることに邁進する。
● 大切なもののために、喜んで自分の時間や労力を割く。

という意味の度数。

これから創造する、本当の豊かさや幸福のある世界を基に、今ある生活基盤を整えていくこと。
ただ夢見るだけでなく、そのビジョンに今の自分を近づけていくよう、具体的に動き出すこと。(小さなことからでも大丈夫です。)
そのために、自分の幼さや依存的な部分を成長させ、例えば自分の大切にしたいことを大切にしても迷惑をかけないなど、調和的に受け入れられるような形にしていく必要があるかもしれません。
やりたいことをやっていくための現実的な努力。
これまでの社会的な感覚では、個人的な幸福感、自分の感情が満たされ歓びを感じる生き方というのは後回しにされてきたと思います。なので、多くの人にとって、純粋に本当の幸福や豊かさを追求することは未体験ゾーンなのかもしれません。上手くいっているやり方を参考にし取り込んでみるのも良さそう。
また、蟹座は仲間と本音の共感を大切にしながら絆を育んでいくサインでもあります。
共に進んでいく家族や仲間、パートナーと自分の心を素直に話し、お互いの知恵を共有しながら、お互いの気持ちや得手不得手を理解し協力し合える環境を作っていくのも大切かと思います。
成長のためにロジックな部分も大切にしつつ、ベースは愛情や思いやり、優しさの心で繋がれること。そのチームワークが今後の活動の基盤となるかもしれません。

焦りや何かを成そうとする心を傍に置いて、大切なものを育んでいるという温かく優しい気持ちで、自分や自分のいる環境を居心地良くするために手を入れてみて下さい。

7月14日の山羊座での満月の頃は、これまでの社会的価値観での勝敗に巻き込まれず、もっと本当に価値のあるものに目覚め、目覚めた人からそちらへシフトしていくような流れが訪れます。
その時に、この新月で育んだチームワークや絆が後押ししてくれるようなイメージも湧きます。
本当に大切なものを大切な人と確認し合えるよう、ゆっくりとできる時間をとってみて下さい。

新月の前日、6月28日に海王星が逆行を開始しました。ここから逆行が終了する12月4日頃までの海王星逆行期間は、これまで描いてきたビジョンの中で、真実のものと幻想のものがふるいにかけられるような作用が働きます。

今回の逆行では魚座26度から魚座23度まで戻ります。
魚座26度。『影響を分割する新月』
● 自分の魂の根底にある目的をはっきり把握し、無意識に関わってきた目的に沿わない環境との絆を切り離し、純粋に魂の求める世界を育んでいく。
● 自分という「個」を純化し手に入れるために、自分の魂が真に重要だと思うことに徹底して集中する。
という意味の度数。

魚座23度。『精神主義的な現象』
● 自分の信念やビジョンを実際の社会の中で具体化しようとする。
という意味の度数。

この海王星逆行期間中に、自分の魂の求めるもの求めてないものがより明確になっていったり、これまで描いてきたビジョンは求めていたものではなかったと気づいたりすることもありそうです。もしくは、たくさんあったビジョンのなかで実現させるビジョンが絞られていくかもしれません。
逆行が終了する12月4日頃には、進むべき方向に確信を持てるようになりそう。
幻想であったものは手放していく流れが訪れ、海王星が逆行を開始した度数に戻る2023年3月頃には、より魂の求める世界へとエネルギーを集中できるようになるのだと思います。

冥王星、土星に続き、これから大きなエネルギーの天体が逆行に入り出すので、試行錯誤しながらの活動になりがちですが、その障壁によって、自分の魂の求めるものに沿った生き方があらわになってくると思います。
上手くことが運ばない時ほど目先のことにとらわれず深い領域に目を向け、自分の内側にある真実を問うよう心がけてみて下さい。

今回はちょっと簡易になってしまいましたが、素敵な新月をお過ごし下さい☆


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