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10代からPMDD (月経前不快気分障害)だったのかもしれないことにアラサーで気付いた話。

タイトル通りである。

※ この記事を書いている現在、生理期間中で今この瞬間もめちゃくちゃお腹が痛い。
(誰か助けて、って感じ。とりあえず、神様に謝るよね。)

PMDDとは「月経前不快気分障害」のことであり、生理前の心身不調の「月経前症候群(PMS)」の中でも、精神面での不調が強く出るモノのことである。

詳細説明はこちらに掲載されているので気になる方はどうぞ。

月経が始まってから20年近く経つが、年齢を重ねるにつれて、変化があることを実感している。

私は20代半ばまでは、月経による身体的•精神的な不調が現れることはほぼなく、平均が1週間と言われる生理期間も私は数日だった。

もちろん、若い頃から心身ともに生理が重い人(身体の負担が大きい人や精神的な不調が激しい人)がいるのは知っている。
学生時代のクラスメイトで何人かそういう人はいて、生理痛で泣いてたり、体育を見学していたりした。
だから、「生理が重い、は甘えだ」なんて思ったことは本当に一度もない。
「生理の軽い私はラッキーだな〜」とは思っていたが。

ところがどっこい、20代後半(つまりアラサー)に差し掛かってからは、生理にかなり変化が出てきた。

特にここ2年くらいは、生理前の2週間くらいの期間(なんか名前があったはずだが思い出せない)の
•食欲増加
•メンタル不調(かなりの絶不調)
そして、生理期間中の
•メンタル不調(やや不調)
•腹痛と下腹部の重さ
が顕著になってきて、なかなか苦しめられている。

しかも、生理期間自体が1週間かそれ以上になった。

特に苦しめられているのが、冒頭にも触れた「月経前不快気分障害(PMDD)」である。
これは主に生理前に現れる心身不調の「月経前症候群(PMS)」の中でも、特に精神面での不調が強く出るモノのことである。

私も病院に行ったわけではないのでわからないのだが、調べた感じほぼほぼこれだろうと思う。軽度から中度だろう。
(っていうか、そうであってくれ。アラサーの今後の人生への不安からくる、ただのメンタル不調だとは思いたくない。)

今思い返してみると、10代の頃から希死念慮はあった。
しかし、これがPMDDから来ていたのかがわからない。
つい最近まで私のこの、鬱々とした感情は家庭環境や個人の性格や気質から来ているものだと思っていた。

しかし、今考えてみればPMSの身体的な症状がほぼない代わりにPMDDの症状がかなり強く出ていた可能性がある。

現時点でもPMDDの情報はかなり少なく、婦人科医に相談してもなかなか適切な対応をしてもらうことは難しい。
私が学生だった当時は尚更である。
当時はPMDDどころかPMSすらも、まだまだ情報が少なく、PMDDの症状を訴える人は、
「大袈裟に騒ぐ面倒臭いメンヘラ」扱いされていたのではないかと思う。

生理の強すぎる腹痛で苦しむ女性に、生理の軽い女性が「大袈裟だ」と言い放つことが今の時代にもまだあるわけで。
イライラしている女性を「お、生理か?」と揶揄うような発言をする男性や「鬱は甘え」的な考えの人もいる中で
目に見えない、明らかな症状として他人が確認できないPMDDはまだまだ理解が進まないのだろうと思う。

特にPMSはイライラや怒りっぽいなどがメンタル面で出やすい場合は一般的な特徴として世間にも認知してもらえているのだが、
PMDDの希死念慮や不安感などのダウナー系のメンタル不調というのはなかなか生理と結びつきづらく、
精神科に行ったところで、適切な診断や治療を受けられていない人が多く存在することだろう。

現在、原因不明のメンタル不調で悩んでいる人はPMDDの可能性があるので少し調べてみてほしい。

必要があれば病院に行くべきだし、病院に行くのが怖ければ自分の心が安定するような対策をとってほしい。

自分の心を安定させるのは、
•好きなものを食べる
•ゴロゴロする
•ゆっくりお風呂につかる
•のんびりお散歩する
•飼ってるペットと遊ぶ
などで、人と関わるものや言葉を必要とする事はしない方が良いと思う。

相手との関わりや交わす言葉によってこころがざわついた場合、
余計にメンタルが悪化する可能性があるからだ。

今後、もっとPMSやPMDDへの理解が当事者にもそうでない人にも広まり、適切な対応が受けられる人が増えていけばいいと思っている。

では、また。

ちなみに私が以前、PMDDについて触れた記事はコチラ

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