最後の質問が終わった。

未来の人が21世紀の人に話す時間。

クリスティン：

「これまであなたは四人の人からグレートターニングの話を聴いてきました。その話を聞く中で自分のいろいろな考えや思いが湧いてきたと思います。

目の前のこの人に語りかけたい言葉はなんですか？

あなたの目の前のこの人は、もうすぐしたら危険な世界へと戻っていきます。

そんな彼らにあなたがかけたい言葉は何ですか？」

わたし…怒られるのかな…
もっとしっかりしてよ！
もっとわたしたちのために行動起こしてよ！
見て見ぬ振りしないでよ！
あなたたちのせいで未来は大変なことになっているんだよ！

そんな風に言われるんじゃないか…

聞くのがこわかった…

でもわたしの前にいた未来の人役の方は本当にずっと微笑んでくれていた。

そして、彼女からの言葉に驚いた。

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未来はみんなはね、すごく楽しく、みんな毎日笑顔いっぱいで過ごしているよ。

あなたがいるから、今のわたしたちがいるの。

ありがとう。

なにもできてないなんて思わなくていい。

あなたがいてくれるだけで、それだけでいいんだよ。

そのままでいいんだよ。

大丈夫、みんなすごく幸せに生きているから。

ありがとう。

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思わず、涙が溢れた。

すごい自分を責めていた。

「いろんなことが起こっているのを知ってるくせに…」
「ネットなどから流れてくるモノをあなたは見ているだけなんだね…」
「・・・何もしないんだね…」

と、自分自身に言っていた。

でも、未来はみんな笑って過ごしているんだ。
すごく楽しい世界なんだ。
みんなすごく幸せなんだ。。

心からホッとした。。

そして、わたしは生きているだけでいいんだ…

それだけで、未来は明るいんだ。

心の奥底からあたたかいものが込み上げてくるのを感じ、深く感動し、自分の子供たちの未来に心から希望を感じた瞬間だった。