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【Deep Time Work(深い時間を経験するワーク)】

「21世紀を生きる人」と「七世代先の未来の人」との対話

どういうこと?
未来の人と対話?
どうした、みゆき??
なんかこわいこわい。笑

そんなタイトルである。


これはリトリートでやったエクササイズで、 ジョアンナ・メイシー考案のつながりを取り戻すワークのひとつ。
(リトリートのほとんどの方がご存知だったけど、わたしは、ジョアンナって誰だ…??というレベルで「??」になりながら話を聞いていた。でも誰ですか?って聞けなかったなぁ…)

普段のわたしなら、え、なにそれ…と困っていたかもしれないが、リトリートという場にいると不思議とすんなりできるもんだ。



*わたしの気持ちを表すために、しっかり内容を書き留めまずが、リトリートに関わる方、書きすぎていたらおっしゃってください。そのときは削除しますね。




【Deep Time Work(深い時間を経験するワーク)】

今の自分と、7世代先の人たちとつながりを実感するワークだった。
このセッションも私にはかなりキツかった。

①21世紀を生きる人(現代のわたしたち)
②7世代先の未来の人

との、対話。

やはりリトリートのテーマが「ソーシャル・ジャスティス」だっただけに、ワークの内容もそうなってくるよね。
本当すごいワークを次から次へと作り出すなぁと一人ボーっとしていた。

まず、頭に入れておいて欲しい、二つの『前提条件』の話。

①今から200年後にも地球上に人類が存在している、という前提。

(もしかしたら、信じられない人もいるかもしれないけれど、これを受け入れてワークに取り組んでくださいと。)

②未来の人たちは、学校や親から語り継がれたことで21世紀の文化的な記憶を持っているという前提。


これらを頭に入れ、みんなで「あー…」と声を出し、 未来の人も、現代の人も一旦、時間の外側へ出ることをイメージする。

対話をするために、お互いに今いる世界から、全く別の場所で出会う、という設定だ。


こんなこと、普段の生活では経験できないことだ…


①21世紀を生きる人(現代のわたしたち)
②7世代先の未来の人

半々で①と②に分かれ、ペアになり、座って向き合う。

①の人はずっと① の役、
②の人はずっと②の役、

になり切る。

わたしは①の現代を生きる人の役だった。
これがとてもハードだったんだよね。。


②の未来人からいくつか質問を受けて、それを①の現代の人が答え続けるというものだった。

未来の人の質問はトレーナーのクリスティンが読み上げ、未来の人役の人は、言葉を出さずに21世紀の人の言葉に耳を傾けるだけ。


では、1つ目の未来の人たちからの質問…

みなさんならどう答えるだろう?

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ご先祖様、お会いできてとてもうれしく思います。

あなたの顔を見られるなんて、なんて素晴らしいことでしょう。

先生や祖父母から、あなたたちの生きてきた時代について、これまでずっと聞かされてきたのですから。

中にはとても信じられないような話もありました。

だから、それをあなたに確かめさせてください。

聞くところによれば、あなたの時代には、大昔の王様たちよりももっと多くの富を所有する、たった一握りの富裕な人たちと、食べ物も家も飲み水さえ十分にないような、何十億もの人々がいたそうですね。

今となっては、私たちもそれを知っていますが、あなたもまさにそれが起こっているその時に、あなたもそのことを知っていた… と聞きました。


それだけではなく、動植物種が絶滅に向かっていたとも聞きました。

私たちもそのことを知っています。失ったものは二度と返ってこないのですから…

けれども、それが起こっているまさにその時に、あなたもそのことについても知っていた…

これらは、みんな本当なのですか…?

そして、それがもし本当なら…

そんな世界に生きるのは、どんな気持ちですか?

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クリスティン:

「では、21世紀の人たち、5分間を使ってその問いに答えてください。 未来の人たちは静かに耳を傾けます。」


いや…

もう…

辛い…


わたしは何も答えられなかった… 

頭の中に何にも言葉が出てこなかった…


21世紀の人役で「ごめんなさい…」と泣きながら未来の人へ謝る声も聞こえたきた…


このときのわたしのペアの人が誰だったんだろう?
わたしは何を話したんだろう?
未来の人の目を見ることができなかった…
5分がめちゃくちゃ長く感じた… 


如何に自分が何も考えずに毎日を生きてきているのか、行動せずに生きているのか、そんなとてつもないショックを自分が受けているのは感じた。

未来の人たちからの質問はつづく…


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