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アロマテラピー検定1級試験勉強:シソ科の精油①

こんにちは。

この記事では、私が5/9(日)に受験する、アロマテラピー検定1級の受験対策のプロセスについて書いています。今回が5回目です。

将来受験しようと思っている方や、受験する予定で、ほかの人がどんな風に勉強しているのか参考にしたい方に読んでいただければと思います。

出題される問題を把握するため、精油すべては勉強できていないのですが、公式問題集のテスト1回分をやってみました。短い文章での正誤問題がほとんどなので、35分で70問という回答時間はさほど短いとは思いません。やはり、精油については精油の紹介ページに書かれていることを一通り頭に入れておく必要があると感じました。歴史や法律、利用方法からの出題もありますが、割合は少ないです。

ということで、今回も公式テキストの精油のページの情報をもとに、あれこれネットで調べた情報も踏まえて書いていこうと思います。

前回の記事では、出題対象の精油が14種類の科に分かれていることと、そのうちのフトモモ科について書きました。

今回は、最も属する種類が多いシソ科について書きます。シソ科の精油は、ペパーミント、ラベンダー、ローズマリー、クラリセージ、スイートマジョラム、パチュリ、メリッサの7種類あります。ペパーミント、ラベンダー、ローズマリーは、アロマに興味のない人でも一度は耳にしたことがあると思います。私自身、その他の4種類についてはあまり親しみがないので、これらについて今回の記事で取り扱います。ちなみに、シソ科の主な抽出法は水蒸気蒸留法です。

まず、スイートマジョラム。名前がかわいいです。シソ科というだけあって、花はシソにそっくりです。ハーブとしては料理用にも使われることがあるようです。吸入法で香りをかいでみました。鼻が通るようなすっとした感じですが、ミントほど強くはなく、ほんのり甘い感じもあって私は好きです。この香りは、ギリシャの愛の女神アフロディテから与えられたと言い伝えられてるそうです。この香りをまとったら、女性らしさが増すかもしれない!と期待してしまいます。身体をあたためる作用があるといわれるので、この点でも女性の美容と健康に良さそうです。ストレスによっておこる免疫力低下、心拍数・血圧上昇が、この香りを嗅いだ後に回復したという報告があるとのこと。疲れた時はお風呂に入れて使ってみたいと思います。

つぎに、パチュリ。別名パチョリ。これも名前がかわいいです。写真で見ると見た目はミントと青シソを足して割った感じです。衣類の虫よけに使われていたこともあるそうです。この精油は1級合格セットに入っていないのですが、少しウッディな香りがするそうです。揮発しにくい性質があり、香りを長くとどめるための保留材として用いられることは、公式問題集で出題されていました。香りを嗅いでないのでピンときませんが、古くから風邪や頭痛のケアに使用されてきたそうです。今度、お店などでパチュリの香りを嗅いでみたいと思います。

三つ目はメリッサ。別名レモンバーム。メリッサと聞いて、知らないな、と思いましたが、レモンバームなら昔育てたことがあります。これも合格セットの中に精油が入ってないのですが、名前の通り、レモンぽい香りです。いっそ、レモンバームって名前だけにしてよ、覚えにくいから、と思うのですが、学名の「Melissa」はギリシャ語のミツバチに由来しており、ミツバチが好むことから名づけられたようです。育てていた時に花が咲いた記憶がないのですが、シソのような小さな白い花をつけるようです。すぐれた抗菌作用があると言われます。レモンバームとレモングラスを混同することがありますが、バームのほうがシソ科で、グラスのほうがイネ科です。グラスというだけあって、イネみたいにぴんぴんした細長い葉です。

最後に、クラリセージ。今までの3つの精油の主な抽出部位は葉ですが、クラリセージは花です。テキストの写真がサルビアに似ているな、と思ったら、別名「オニサルビア」でした。最初は甘い香りに感じますが、後からちょっと土っぽいような刈りたての草のような香りも感じられます。スクラレオールという成分の香りとのことですが、この成分はテキストのほかの精油のページでは書かれていないので、特徴として覚えておきます。香りが強いので使用量に注意しましょうと書かれています。「古来、この種子を煎じた液を目につけると視界がはっきりするとされ、利用されてきました」という情報は、公式問題集で出題されていました。マスカットに似た香りを持つから、マスカットワインの風味づけに使用されていたと書かれていますが、個人的にはマスカットに似ているとは思いません。テキストでは「女性特有の悩みをサポートする精油」とありますが、調べたところ、生理痛や月経前症候群、更年期の不調などの緩和に使用することがあるようです。

次回は、シソ科の残りの3種について書きます。

公式問題集を解いてみたことで、見落としがちなところ、忘れがちなところが分かったので、公式問題集も週に1問解いて復習するようにしていきます。

5/9(日)のアロマテラピー1級試験まであと8週。


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