公園でたわいもない話をした後に解散して自宅に帰ってギリーで町のMAPを確認して気になるところをピックアップしていった

最近帰ると家にあるのは冷凍食品から即席麺で手作りの料理は全然食べていなかった

母親と彼氏はいつも夜22時頃に帰宅していて孤独を感じていた

ただ家に一人という状況は悪いことばかりではない

誰にも縛られずに家を使えるため僕は孤独な気持ちよりVLとデーモンチルドレンの事で頭がいっぱいだった

ガチャっと玄関を開ける音がして帰ってきたことに気づいた時には僕は寝床にいていつもみたいにVLの中で活躍しているDJの動画を見ていた

動画を見ているうちにどんどん眠くなってきて気が付くと僕は夢の中にいた

夢の中で僕は宮都にいて顔も見たことのない二人組と一緒に行動をしていた

三人でコンビニに入ろうとしたときいきなりギリーから爆音のアラームが流れた

誰が聞いても気味の悪いその音は周りの人全員に緊張感を持たせた

何事だと思いギリーをみると大きな地震が来ます　避難してくださいと表示されていた

見知らぬ人と一緒にいた場所はコンビニで最悪なことにコンビニの上には大きな幹線道路があった

あたふたしているとあっという間に地震が来た

頭上にある大きなコンクリの塊は僕たちを押しつぶそうと一気に崩れてきた

僕以外の二人はがれきに飲まれ何かを叫んでいたが冷静さを失っている僕は何もできずただただ目の前にあるコンクリの山を茫然と見ることしかできなかった

ちょうど僕が立っていた場所はがれきが押し寄せてくる場所ではなく間一髪で助かっているといった状況だった

大地震が収まりふと我に返るとまたギリーが鳴った

表示されていたのは「ようこそ宮都へ　あなたは150万人いる生存者の中の一人です　」と表示された

全く意味がわからなかった僕はギリーを見つめ頭の中が混乱していた

がれきに埋もれた人達はなんか言ってるしギリーも意味わかんないこと言ってるし混乱しているしで立ち尽くしているときに目が覚めた

現実世界に戻り窓を見るともうすっかり朝で

僕は僕が思っている以上に精神が追い詰められているのではないかと感じた

夢との現実の世界の因果関係はよくわかっていないがストレスがこういう夢を巻き起こしているのではないかと思い

リフレッシュするためにも明日デーモンチルドレンで集まることを決めた