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鏡より醜く見えてしまうから写真フォルダは景色が並ぶ


TVはあまり見ません、ニュースとちょっとした情報番組。あとはamazonやネトフリ三昧です。そんな私ですが最近とても気になったTVCMがあります。

 某セニアカー、運転しているのは60歳代くらいの綺麗めな奥様。笑顔でオシャレに免許がなくても乗れるの、お母さん良かったね。
…いや、こんなしっかりされついる風の人ならまだ自動車でしょ、母の日プレならまだ電動自転車でしょ、ターゲットはどの世代なの?
 気になったのでちょっとサイトをのぞいてみた。今までのセニアカーよりシンプルオシャレで差別化を図った製品のようです。 

 でもね〜

わたしはCMにとっても違和感を覚えたの。乗っているモデルさんと自分が年齢近そうなので余計に引っかかったのかもしれない。

で、ふと思ったのです。

実際にセニアカーを利用している人達の、脳内自己イメージはこんな感じかもって。

人って自分を良く知っている様で良く分かっていない。客観的に自分を見る事ができませんもん。だからいつまでも若いと思うし、いつまでも今の地位だと思うし、周りの変化に時に否定的になる、受容し難い時がある。
 
私なんて最近鏡の中の自分と写真の自分のあまりにも違うことに実は衝撃を受けまして、あまり自分の写真撮らなくなりましたもん。

まあ、セニアカーのCMがそこを突いて作られているとは思えないけど、CMというのは一種の洗脳媒体だと思っているので、あのセニアカーさえあればオシャレで優雅な外出生活ができる!と思う方がある程度現れるかもしれませんね。

自分の内側と外側と世の中と作られた世界が合っているようでズレていて、でも何かに引っかかって、この世界は面白いな、と思うのでした。

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