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「察して」女子でいるメリットが思いかびません

私は「察して」女子は嫌いだ。
気持ちは分からなくはないし
実は昔のその昔、自分も「察して女子」だった。

どうしてこんなにあなたのことが好きなのにこちらから伝えないといけないの。
どうしてこんなことも分かってくれないの。

悶々と、そして永遠と考えているような人間だった。
だけど年齢を重ねてだんだん分かってきた。

"察してもらうのを待つよりも、自分から伝えた方が早い"

これくらい大胆に。ね!!

「なんで分かってくれないの」って気持ちになったまま
相手から的を得た回答を貰うまで、ずっともやもやしないといけない。

確かに、片思いの時期とか「相手はこんな時、どんな回答をしてくれるのかな」って考える時間も、ドキドキしながら待つ時間も楽しいけど
それが通じるのって若い時だけだと思っている。

だって、逆に自分が男性側で
相手の女の子が10代とかで
女の子の気持ちを察してあげられることができなくて
ちょっと拗ねて・・・って考えたら確かに可愛い。←
(安心してください。私は男性が好きですよ)

そう考えたら確かにテクニック的には使えるかもしれない。

だけど、年齢を重ねた女性が
「察してよ!!!!!!!」って玄関先に怒鳴り込んできたら怖くない?
てか引かない?

まあ玄関先に怒鳴り込んでくるのはオーバすぎるとして
どちらにせよ、「心の余裕がないんだな」って思うと思う。

で、ちょっとの事でイライラ・怒るような女性を
「可愛いなあ」「俺がいないとなあ」
そう思ってしまう人は
いわゆる「男ってバカだよね」の分類になってしまうんだと思う。

それに、側から見ると余裕がない女性って
自分の事をコントロールできないのかなって思えてしまう。
少なくとも私はそう思う。

大人になった私は、そんな女性にはなりたくないと思った。

かといって、私だって完璧ではない。
心がけとして、好きな人との連絡は顔が見えないからこそ
できるだけポジティブな自分でいようと心がけている。

で、できるだけ、ちゃんと伝える。

・してほしいこと、自分が嫌と感じること
・自分の好きな事、趣味、機嫌がなおること
・今の気持ち、どのくらい好きか、、など。

実質、こうやって「ちゃんと言葉で伝える」ことを意識して変わったことは
相手に、「分かりやすい」「素直」と言われたこと。
おかげで、喧嘩することもなく、険悪なムードになったこともない。

こうやって
"喧嘩の種は全て取り除いておく"ことが
こんなに大事だと思ったことはない。

ただし、もちろん色んな人の考え方があるから
「アンチ察して人間になれ」とは言わない。

だけど、明らかに私の心の中はかなりスッキリした。
相手も自分も、モヤモヤした気持ちはずっと長く持つべきではないと思う。

難しい話だけど
これは大人だからこその悩みだよね。

私の理想は
"余裕のある女性でありながらも少女みたいな無邪気さ"を忘れない人でありたい。

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