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2024.4.3 FC町田ゼルビア vs サンフレッチェ広島 雑感

無敗同士の対戦。欲を言えば、ミッドウィークではなく、中6日なり間隔開けて見たかったカード。見る側も水曜ナイターはしんどい!

振り返る時間が土曜までなく、次の川崎戦もすぐなので、箇条書きの雑感ベースでいきます!

スタメン

ゼルビア:3-4-2-1
まさかの広島に合わせての3バック採用。鈴木準弥がスタメンから外れて、昌子が今季初先発。ベンチにはナサンホも帰ってきた。

広島:3-4-2-1
広島は前節と同じスタメン。ただ、15分過ぎに荒木が負傷交代で、CBに中野、右WBに新井が入った

前半

  • 現地で見た時よりは一方的にやられていた感じではなかった。

  • 広島はビルドアップの時に、DHの段差作るのと、シャドーとDHの片方で中央の3レーンを埋めるので、柴戸がピン止めされて、前に動けない。

  • 荒木が倒れた時に、仙頭が川村マンマークに変更したけど、鳥栖戦の河原をマンマークした時みたくFWとの受け渡しがスムーズでない。

  • 広島は常に中央の3レーンを埋めている。ネガトラでもすぐに囲んで回収できるし、ショートカウンターに繋げられるのでいい方に転んでいる。両WBに破壊力が無いのと、1トップ2シャドーの火力を考えたら現実的ではある。

  • この3レーン埋めは、2018相馬ゼルビアの別宗派感がちょっとある。圧縮するのがサイドなのか、中央なのかの違い。でも攻撃のこと考えたら、広島の方が確実に強い。

  • ゼルビアのCKからカウンター発動してシュートまで行ったチームは初では?

  • ゼルビアのバック陣はすぐに背負いすぎ。背負うのは最終手段。

  • ではこれがなぜ起きるのか。3バックで広島に噛み合わせた結果、マークをずらすアイデアもなく、手詰まりだから。

  • 前線の空中戦勝率が高ければ、蹴るけど、広島の最終ラインの空中戦が強すぎるので、蹴れない。

  • 広島は平河対策をしっかりしてきた初めてのチーム。佐々木と満田or松本で1vs2。鈴木がいれば、クロスを警戒するので、そうはいかないけれど、今はいないので。

  • 失点シーンのところは去年からの課題継続。ブロックの中と外で出し入れされると、ボールウォッチャーになり、抜け出される。3バックにしたから最終ラインが揃わなかったのもあるけど。

後半

  • HT明けに柴戸→下田。藤本左WB、林右WB、平河が右シャドー。平河の脅威を前に持っていく感じ。

  • CHの交代は、ボールの出し手を増やしたいのと、ゲームを落ち着かせたいのだろう。ただ、CHの人選は補強ミス感が否めない。

  • 宇野禅斗が開幕前に離脱したので、そこが想定外感。仙頭、柴戸、下田はカバーできるエリアも狭く、ボールを刈り取れないので、郡司さん的に言うと、「水漏れ」が防げない。

  • 今季はCBが前に出て行って、アタックするシーンが多いのはそれが原因かな。レンジは残ったら意外と出番あったのでは?

  • 58分の広島のリスタート時にサンホが謎の舞を見せる。

  • サンホと鈴木を入れて、4-4-2のオープン前提にしてからようやくゼルビアペースに。

  • それだけにPK与えたシーンは残念。上手くいっていないときの象徴みたいな譲り合い。

  • 逆に広島は一気に落ちた感じ。松本とか中野が脚を伸ばすシーンもあったし、連戦のダメージだろうか。

  • 神戸戦からはサンホの最前線での起用とか、デュークとセフンのツインタワーとかいろいろやることになるだろうから、試運転できたのはポジティブ。


試合結果

町田 1-2 広島
得点者:31' 大橋祐紀
    55' 満田誠
    82' オウンゴール

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