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印刷舞台──2024年2月3日

・二日酔いの身体で稽古場付きに行ったから、ボロボロで日記を書く余裕がなかったです。

・台本を印刷していたら知らないおじいさんに話しかけられ、45分ぐらいずっと話し込んでいた。話し込んでいたというより、おじさんの話を相槌打ちながら聞いていただけだけど。

・腕時計を見ながら「ちょっとそろそろ…」といっても全然帰してくれなくて困った。正直、話を聞くのは好きだから稽古前でなければずっと話していても良かったんだけど。


・踊る阿呆に見る阿呆、イベントごとには乗らなきゃ損損、というわけで恵方巻き。美味すぎ。太巻き大好きだから毎日節分でいてくれ。


・わざわざ方位磁石アプリをダウンロードして東北東を探したらベッド際の壁だったけど、普通にオモコロチャンネルを見ながら食べたかったから完璧に恵方を無視してテレビ画面に向かって食べたよ。これで不幸に見舞われたら逆説的にみんな恵方巻きはきちんと風習に倣って食べたほうがいいよ。

・方位磁石アプリのダウンロード数の推移をグラフにしたら、2月3日に爆増している気がする


・あと、コレも美味しかったです。というか普通のカップラーメンより断然好き。もうラーメンいらないかも。


・YouTubeで無料配信中だった攻殻機動隊SAC笑い男事件総集編を観た。

・2000年代初期、まだインターネットなるガジェット自体が人口にそこまで膾炙していなかった時代に、人間の肉体そのものが擬体化によってインターネットと常時接続できるようになり、かつそんなデジタルの脆弱性を見抜きアナログな紙媒体等に魅力を見出すキャラクターを登場させることに驚く。

・また笑い男事件の真相も、現在SNS等でイヤになるほど見ている、個々人の正義の暴走が壮絶に絡み合う光景をやはり想起させる。どれだけ我々の二歩も三歩も先を見通しているのだろうと観るたびに感心してしまう。

・そして何より、どれだけテクノロジーが進化しようと金や権力を巡る人間の業は永久に変わらない、という示唆も正鵠を射ているのが、何とも悲しい。

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