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気持ちの”スイッチ“

皆さん、こんにちは。山口久乗の新入社員、りんこです。

4月の入社から季節は変わり、高岡ではすっかり暑い日が続いています。以前よりコロナの影響は少なくなっているようですが、まだまだマスクは手離せませんね。

今回は皆さんに、「おりんを鳴らすのは、どんなときだろう」という私の疑問から社長とお話ししていたときに感じたことを、皆さんにお話ししていきたいと思います。


1. 仏さま、先祖さまと向き合うことへのイメージ


皆さんのお宅に、仏壇はありますか?

「家に仏壇があって、ときどきおまいりしてるよ!」

こういったケースの方も居られますが、実際は、

「今住んでる家にはないけど、実家にはあります!」

「家に仏壇はないし、これから置くつもりもないなあ」

こういったケースの方がほとんどではないでしょうか。

……かくいう私も同じでした。

私の実家には、富山県ならではの大きな仏壇があります。

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しかし、私が学生の頃に借りていたアパートには、仏間はもちろん仏壇はなく、仏さまや先祖さまに手を合わせる機会は、実家に帰省した際のみでした。

だからこそ、仏壇に手を合わせることのイメージは、法事などの「家族が毎年決まった時期に行う恒例行事」といったものでした。

そして、そこには必ず、チーンと鳴らすおりんがあります。

2. 音の”スイッチ”

入社してしばらく経ち、社長とお話しする機会がありました。

りんこ「どうしてうちの会社は、おりんに注目したのでしょうか?」

社長「うちの会長がとにかくおりんの音が好きで、取り組んでいくうちに、何か特別なもののように感じるようになったらしい」

りんこ「ああ。久乗おりんが、f分の1ゆらぎに適っているということ……ですか?」

社長「もちろんそれはある。その前に、お仏壇の前で手を合わせるとき、チーンとおりんを鳴らすと、途端に心が仏さまや先祖さまの方に向かうでしょう。つまり、仏さまや先祖さまと向き合う気持ちへ切り替える、”スイッチ”になるんだ

りんこ「”スイッチ”……ですか」

そこで私は、仏壇のおりんのチーンという音を聴いて、家族が手を合わせている光景が、ふと頭によぎりました。

りんこ「たしかに……。おりんの音に乗せて、家族みんなが、亡くなったひいおばあちゃんのことを思い描いています」

社長「うんうん。でも、実は仏さまや先祖さまに向き合うときだけじゃなくて、おりんを鳴らす人自身が、何か気持ちを切り替えたいときにも使われたりするんだよ」

りんこ「へえ! 部屋の掃除をしたり、アロマオイルを炊いたりする感覚ですかね」

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社長「そうだね。仕事に集中したいときや、気持ちをゆったりと落ち着かせたいとき、もしくは気持ちが沈んでネガティブになっているときに、おりんの音を聴いて切り替えられる」

りんこ「”仏具”のイメージにとらわれていたので、その方法は目からうろこです……!」

久乗おりんは、仏具としての役割のみならず、気持ちを切り替えるための”スイッチ”としても使うことができる。面白いですね!

もちろん、気持ちを切り替えるとき以外にも、おりんを鳴らすタイミングはたくさんあると思います。

皆さんが、おりんを鳴らしたいときってどんなときでしょうか?

3. 人と話すことで得られるもの

本来は仏具であるおりんが、仏具としての役割だけではなく、人の気持ちを切り替える役割を持ってることに、とても驚きました。

仕事を通して感じた気づきや疑問はたくさんありますが、今回のように会社のこと、会社が作る製品のことをよく知るには、やっぱり会話が重要だと考えさせられます。

だからこそ、これからもっと、会社のこと、そして久乗おりんのことを知っていきたいと思います。頑張ります!

りんこでした、また次回もよろしくお願いします!


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