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今だからこそ、おりんを鳴らす

皆さん、こんにちは。山口久乗の新入社員、りんこです。

高岡は梅雨の時期に差し掛かり、雨模様がよく続きます。

だんだんと弱まっていると思われたコロナウイルスの影響力は、また勢いを取り戻しつつあるようで、まだまだ油断ができない状況です……。

しかし、こんなときだからこそ皆さんにご紹介したいものがあります。

まずはこちらをご覧ください!


これは、自社である山口久乗の公式フェイスブックの記事のひとつです。

この記事では、りん風りんどありん遊といった、わが社の優凛シリーズの商品を紹介しています。記事の一部を引用し、少し内容を見てみましょう。


「鳴りがね」の音で邪気を払う――

中国の唐の時代、占風鐸(せんふうたく)という占いがありました。竹林の東西南北に、風鐸という青銅でできた鐘のようなものを吊るし、風の向きや音の鳴り方で物事の吉凶を占うもので、政治・祭祀等が行われていたそうです。

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社内に風鐸があったので撮影してみました!

実際に会社の玄関に飾ってみたのですが、とても重たく、少しの風では音が鳴るどころかびくともしません。揺らして鳴らしてみると、ガラガラと大きな音が響き渡ります。

現在でも、お寺さんなどに風鐸が吊り下げられているところは少なくありません。お寺巡りの際に、仏堂や仏塔の軒のほうを見ると、風鐸が吊り下げられているのを案外発見できるかも。

この風鐸が、日本に仏教文化とともに伝わったと言われています。当時の日本では、強い風は流行り病や邪気などの災いを運んでくると考えられていました。
風鐸は、その音が聞こえる範囲は聖域とされ、邪気から守ってくれるものとして、今でもお寺の本堂や五重塔や、神社の社殿などの軒の四隅に吊るされております。

風鐸は占い以外でも使われていたそうですが、古来から日本ではあの大きなガラガラ音が厄除けに使われていたみたいですね。

平安時代には、貴族が魔除けとして軒先に吊るしていたそうで、現在使われている「風りん」という呼び名は、この頃から使われるようになったとされています。

なるほど! 風りんの由来は風鐸から来ていたのですね……!

涼しげな印象を与えてくれる風鈴は、本来魔除けや厄除けとして吊るされるものだったとは……驚きです。


風鐸とおりんは同じ鳴りがねですが、見た目や音、大きさなど異なる点はたくさんあります。

しかし、「音が響くとその空間が”聖域”となる」という点はおりんと通ずるものがあると私は感じました。

久乗おりんは、鳴らすと心地の良い清らかな音がします。

今、世界じゅうで新型コロナウイルスが蔓延し、従来の生活を取り戻せずにいる状況です。

しかし、こんな状況だからこそ、おりんの心地よい音を鳴らしてみるのもいいかもしれませんね。


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株式会社think shift 採用コピーライターのたいすく様の記事で、りんこの記事を紹介して頂きました。ありがとうございます!

分からないことが多く不慣れな私ですが、ライターとして私の記事を紹介して頂けてとても励みになります!

りんこでした、また次回もよろしくお願いします!


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