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職場の人間関係をうまくやっていくために~「ここだけの話」という人に秘密は明かさないし、話は自分止まりにする

会社員生活を30年間続けているなかで職場の人間関係で特に気をつけた方が良いと思うことがあります。

それは、

「ここだけの話なんだけどね・・・」

という悪魔の囁きについてです。


👤「ここだけの話」はないと思おう

「ここだけの話ね…」と言う人は、

大抵、他の人にも

「ここだけの話ね・・・」
Just between you and me…

と言っているはずです。

信用なりません。

そのまま信じて、この人はそんな大事な秘密の話を私だけにしてくれたと喜ぶなんて甘過ぎます。

乗っかるのは厳禁です🚫

👤「ここだけの話」は存在しない理由

なぜなら

そう言う人に限って、なぜその話がここだけの話になるのか明白な理由がないからです。

つまり、

「なぜあなたはその話を敢えて私にする理由があるのですか」と問いかけても明らかな理由がないのです。

なかには、たまに、本当に

「あなたと私の間だけの秘密なんだけど」

という場合もありますが、

大概は、

「聞いて聞いて、私こんなことも知っているの。あの人の秘密を知っているの。」

と別の人に言いたいだけです。

本当に口が堅い人は、

第三者の「ここだけの話」を

別の第三者になんて言いませんから。

うっかり口を滑らせたら最後、自分の秘密は拡散されていると考えましょう。

👤「ここだけの話」の実例

例えば、同僚に、

「ここだけの話、あの人、◯◯の病気で休んでるんだって。」

と聞かされたとします。

ここで「ここだけの話」という枕詞をとってみます。

「あの人、◯◯の病気で休んでるんだって。」

はい?これ、勝手に他人に言いふらして良い話でしょうか。

個人情報漏えいで完全にアウトです💢

しかも、その病気の本人はどう感じるでしょう。その病気のことが社内で知れ渡ったら会社での進退に響くかもしれませんし、何より自分の知らないところで自分の病気が知られているなんて最悪な気分ではないでしょうか。

ではこちらはどうでしょうか。

「ここだけの話、あの人奥さんと揉めてて離婚寸前なんだって」

完全に余計なお世話です。

それ言って誰が得するのか全くもって意味不明です。

言いふらしている本人が、こんなこと知っている自慢をしたいだけなのではないのでしょうか。

👤対策とまとめ

では「ここだけの話」をされたらどうするか。

相手が「ここだけの話」という枕詞をつけて話してきたことを聞いてしまうのは不可抗力とも言えますが、そのような人に自分の秘密を言うのは危険です。

「ここだけの話」をする人には、決して自分の大事な話、秘密の話を打ち明けないことです。

秘密を拡散してくださいと自ら申し出るようなことはしないようにしましょう。

そして最後に一番大切なこと。

話を聞いてしまった自分は、

「ここだけの話」を別の人に話すことはせず、聞いただけにとどめるの人が信頼されます。

「ここだけの話」を拡散しているような人を信用する人はいませんから。

以上、長い会社員人生で得た教訓でした。

積み重ねて信頼される人になりたいものです。

ほかにも職場の人間関係で悩んだときに関する記事を書いています。よかったら読んでください。




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