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日帰り秋保たび

冬の寒さで温泉が恋しくなり、ふらっと秋保へ向かった。
仙台在住なので、車を走らせ1時間もかからず到着。
近場だが普段から頻繁に行くわけでもなく、数年ぶりの来訪である。
春休みで学生達が旅行に来ており、少し賑わいを見せていた。


秋保に行く途中で寄った太白寿司さん。
ネタもよく、茶碗蒸しや小鉢がついているのが嬉しい。
とても美味しかった。
デザート。お魚柄の湯呑みがキュート。
雰囲気ある店構え。気さくな大将と、女将さんで、
お一人様でも心地よく過ごすことができた。
本当に穴場で、もう少し近かったら毎週通いたい。


お腹が膨れたので、温泉に行く前にすこし観光。
以前から気になっていた万華鏡美術館へ。
館内は小さめだが、1つ1つの展示のクオリティが高く、じっくり万華鏡を覗き込んでいたら、結構疲れた。
ここは万華鏡以外に、女性初の陶芸家・辻輝子さんの展示もしている。
陶芸に無知な私でも、夢中になって観覧するくらい素敵な作品達。万華鏡の展示も素晴らしいが、輝子さんの作品を見るためだけでも充分価値のある美術館だった。


1番ユニークで、好きになった万華鏡。
口元のボールを回しながら後頭部から覗き込むと、
色鮮やかな万華鏡が見える。
世界初らしいので、秋保に来たら訪れたい場所。

思いがけず万華鏡美術館を堪能してしまい、気づいたら2時間ほど経っていて
小腹が空いてしまった。甘いものが食べたくなり、主婦の店さいちへ。

なんとも昭和チックな感じがいい。
平日15時ごろだったので、車の混雑はなく平和。
(土日は大渋滞で大変)




秋保といえば、さいちのおはぎ。
僅かに残っていた2個入りをゲット!
久しぶりの対面。やっぱり美味しかった。
塩気が強めのあんこがたっぷりのおはぎ、最高。


お腹も満たされ、いよいよお風呂へ。


入り口。
自然庭園に併設されている。
日帰り天然温泉、市太郎の湯。
ヒノキで作られた浴室と少し熱めの湯。
小さめだが、露天風呂は2つあり、ゆったりと浸かれる。
檜の香りと湯で全身の疲れがほどけた。


思いつきの日帰り旅だったが、新しい発見もありとても充実した1日。
旅行となると遠くに行きがちだが、私の知らない、近場で得られる幸せもたくさん隠れているだろう。ディープな地元旅も今後増やしていきたい。


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