タイプ1とタイプ6の完璧主義

タイプ1の人達を見て思ったんだけど……
タイプ1の完璧主義って「基本的な事」に関してではない。

「基本的な事」とは規則正しい生活だとか、ルールやマナーを守るという、いわゆる“きっちりした”生活を送ることに関して。

タイプ1はそうじゃない。もっと深い所での完璧を求めている。
善とは何か悪とは何か、なぜ人は道を踏み誤るのか、どうすれば改善できるか……。そんな事を日頃から考えては、自分自身に「〜ねば」と言い聞かせる。口にする教訓は自分への戒め。


きっちりした生活を意識する傾向が強いのはおそらくタイプ6。6w5。

安全でありたい、混沌のない生活を送りたい、そんな欲求から「規則」を守り続けるのかも。
「規則正しい生活をしていれば安心できる」「急用で私の安定を乱さないでくれ!どう対処すればいいんだ!」
「ルールを守っていれば安全だ」「混沌を招かないために皆もルールを守ってほしい」
こんな心理背景かもしれない。


タイプ1はこう自分に言い聞かせる。
「もっとやらねば。まだまだできる。」
タイプ6はこう自分に言い聞かせる。
「いつも通り。問題ない。」

……となると、日本の鉄道文化も1w9ではなく6w5として説明できる。
あれはタイプ1的ではない。「時間通り」というルールを厳守して、遅れたら(=ルールから逸脱したら)なるべく早く元に戻ろうとしている。ルールに“忠実”。そんな電車の側面を人の心理に例えるならタイプ6的だと言える。

タイプ1かタイプ6かは「改善vs現状維持」で見分けられそう。
タイプ1はより良くしたいと考え、タイプ6は悪くなりたくないと考える。

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