エニアグラム診断できる本を買ってみた(RHETI)
ずっと気になっていた有料の診断をやっと購入しました✨
この本、どうやら85〜90%くらいの精度で正確なエニアグラムタイプが分かるらしいです。
RHETIについて
RHETIとは⇢Riso-Hudson Enneagram Type Indicator(リソ=ハドソン式エニアグラム診断テスト)
二者択一形式、144問
やってみた
2択の質問がずっと続きます。タイプ1vsタイプ2、タイプ1vsタイプ3……タイプ8vsタイプ9みたいに全てのタイプを比較していきます。
選択肢はアルファベットで伏せられていて、あらかじめどのタイプのことを言っているのか分からなくなっています。
サイトには載っていない独自の観点から見た選択肢が多くて、初めのうちはどのタイプがどのアルファベットに該当するかほとんど分かりませんでした。
診断結果
集計した結果をグラフにまとめてみました。
タイプ1:12 タイプ2:19 タイプ3:18
タイプ4:22 タイプ5:18 タイプ6:15
タイプ7:13 タイプ8: 9 タイプ9:18
❍ センター
ハート:59 ヘッド:46 ガッツ:39
❍ ホーナイ
主張型:40 追従型:46 遊離型:58
❍ ハーモニクス
楽観型:50 反応型:46 合理型:48
❍ 対象関係
防御型:47 攻撃型:46 調和型:51
結果の見方
本にはいくつかの結果の見方が書かれていて、大きくザッと分けてこんな感じです。
正常な結果……高いタイプ、低いタイプがはっきりとしている
近い結果……高いタイプと低いタイプにバラつきが見られない
私の結果は最高値が22のタイプ4、次いで19のタイプ2、18のタイプ3/タイプ5/タイプ9と上位のタイプのバラつきの差が少ないのでこれは「近い結果」になるのですかね…?近くはあるけど同値ではないので考慮に値するものとして扱って大丈夫なのですかね…?
(ちょっと解釈の仕方が難しかった💧)
近い結果になる原因としては、
自分のことをよく知っていて、悪い箇所が改善されているためバランスが取れている(これに該当することはほとんどない)
自己認識が曖昧であり、複数のタイプに等しく同意している(特にタイプ9はこれに該当しやすい)
周りから期待された像が自己像として反映されている(特にタイプ3はこれに該当しやすい)
……があるらしいです。
また、
統合/分裂の方向のタイプは基本的に高くなる
性別的役割から、女性はタイプ2に同意しやすい
環境の影響が反映されている場合がある
……との事です。
ウィングの調べ方
基本タイプの両隣のうち、高く出たほうがウィングになります。
私の場合、最高値がタイプ4なのでその隣のタイプ3とタイプ5を見比べれば良いのですが、同値になっているのでこれは「ウィングなし」ということでしょうか…?
同値の場合、2タイプを比較する質問にどちらに同意する方が多かったか確かめれば良いのですが、タイプ3vsタイプ5の質問には半々で同意していたので絞れず……💧
診断結果は タイプ4 ウィングなし のようです。
→加筆 隣り合うタイプには「対立する」「強め合う」があって、ウィングが同値で絞れない場合は「対立する」を選べば良いらしいです。タイプ4はタイプ3と対立してタイプ5と強め合うので、この場合 4w3 ということになります。
❍ 全タイプのウィングに関して
自認との照らし合わせ
このRHETIというテストをXのフォロワーさん何人かも受けていましたが、「カウンタータイプでもきちんとメインタイプが出る」と高評価されていました。
私は自認タイプ9なのですが、RHETIの結果はタイプ4ということになります。(ちなみに無料の簡易版でもタイプ4になりました。)
私の自認は 根源的欲求/恐れ/センター/ホーナイ/ハーモニクス/受け取ったメッセージ/もらえなかったメッセージ/自動反応 など全て引っ括めて導き出した結果なのでかなり確信しているし、それとは異なる結果が出たので「絶対に正確なタイプが出る」とは限らないということになると思います。
9タイプの診断結果の他に「3つのグループ」に関してのグラフも作成したのは、3つのグループから見た観点も踏まえたかったからです。
私の診断結果はタイプ4ですが、3つのグループから見ると「遊離型」「楽観型」「調和型」の数値が最も高く出ていて、これは私の自認であるタイプ9と一致しています。センターに関しては「ガッツセンター」が最も低くなっていますが、これは否定点に該当するからだと考えられます。下位2つもタイプ1とタイプ8であり、私がタイプ9でありタイプ1とタイプ8どちらの感覚からも遠ざかっていると考えることができます。
疑問点としてはハートセンターが高く出たことで、これは自分でもよく理由が分かりません……。
買ってみた感想
テストの信憑性としては自認とは異なるタイプが出たので「納得」とまでは行きませんが、各タイプの描写としてはほぼ原型に近い描写であり、設問に関してもネット診断では見ない観点から切り込んでいるものが多かったので各タイプの特徴を学び直すには良い本だと思います。
特にタイプ1やタイプ4やタイプ5の説明はネットの描写とは異なると感じました。ネット上だとどうしてもステレオタイプに基づいた見解(タイプ1は完璧主義の厳しい人で、タイプ4は感情的な気分屋で、タイプ5はオタク気質の情報通など……)が広まりやすいですが、この本の説明は『センター(怒り・恥・不安)』と『ベクトル(エネルギーの向き)』に焦点を置いていてどこよりも正確だな〜と思いました。
あとタイプ1の感覚がよく掴めなかったのですが、この本の説明を読んで「怒りを8の方向よりも1の方向に持って行くほうが圧倒的に多いから9w8じゃなくて9w1だな」とウィングがほぼ確定しました。設問においてもタイプ8の項目には「違いすぎる」となっていてタイプ1の項目には「うん、わかる」となっていましたし。
診断をやることが目的で買ったのですが診断の精度よりもタイプの説明の精度のほうが役立っているな〜と感じて、原点に近い理論を知りたい人にはお勧めの一冊なのではないかと思います。
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