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嫁ぎ先の思い出(東京 蒲田)

2004年春。iBookとLeicaM3を持って上京。主人実家の蒲田で暮らし始める。旅行鞄にはジャージ上下と数着の服。

義母やご近所さんから「のりちゃん、これ着たら?」「傘ある?」「カバンは?」と皆さんから色々な物をいただいた。

商店街の方ともすっかり顔馴染みになり「のりちゃん、おまけ!」と、こっそりいただきものをしたり。下町って人情味溢れてるね。私のような人間でも蒲田で出会った人たちは優しかった。

すべてはこの町で暮らし続けてきた義父母の人柄のおかげである。私は幸せな家庭で育った主人と出会ったこと、長い年月、この町で暮らしを築いてきた義父母、義姉、親族の皆さんに感謝してもし尽くせない思いだ。

主人実家、自室からの眺め


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