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ドブロブニクの魅力②

前回私が実際に訪れたリアルな評価を治安、物価、英語の通じ具合、滞在先の4つの観点でドブロブニクの魅力をお届けした。今回は実際私の2日間の滞在を基にドブロブニクの魅力をさらにお届けできればと思う。


ドブロブニク旧市街

ドブロブニクは同じクロアチア国内とはいえ、アドリア海沿いということでザグレブと比べると気温も10°近く上がり、昼間は気が付けば30°近くまで気温は上昇し半袖短パンで歩く人をたくさん見かけた。私が訪れた日は雲ひとつない快晴に恵まれ、早朝にドブロブニクに着き、滞在先のホステルに荷物を置きさっそく旧市街へと向かった。今回私が滞在したホステルから旧市街まで海沿いの景色と沿岸に立ち並ぶオレンジの屋根の家を見ながら歩くこと15分、大きな城壁が立ちはだかる旧市街入り口へと着いた。旧市街への入場は基本的に無料だが、城壁の上を歩くとなると20ユーロかかるらしい。今回は城壁にはのぼらず、旧市街散策に専念した。

旧市街内のメインストリート

旧市街は細い路地が入り乱れ、中はまるで迷路のように要り組んでおり、一度迷うとなかなか元の道に戻れない。旧市街に住んでいる地元民がベランダで洗濯をしていたり、家の前の掃除をしていたと思えば、道を曲がるとすぐにレストランやお土産屋、ホテルなどが両脇に並んでいたり、通りによって地元感溢れるところ、観光客向けに特化しているところ様々でとても面白かった。私は朝早くに行ったので、観光客は少なく、海が見えるベンチで本を読む地元民やハトに餌をあげる人、犬の散歩をする人など、旧市街で実際に暮らしている人達の姿もたくさん見ることが出来た。ドブロブニクといえば、「魔女の宅急便」や「紅の豚」の舞台となった場所と言われ、旧市街を上から一望した写真はとても有名で、ドブロブニクを訪れたら必ず展望スポットへ行っていただきたいのだが、今回私が実際に通った展望台へのトレッキングコースをおすすめしたい。標高約400mのところにある展望台へは旧市街の外れからケーブルカーで行くことが可能で、ケーブルカーから見下ろす景色も圧巻だとは思うが、時間と体力に余裕がある方は是非ともトレッキングコースで展望スポットへ向かっていただきたい。

トレッキングコースへ向かう道中からの景色

トレッキングコースも旧市街付近から蛇行しながら登っていくコースと、旧市街から10分くらい離れた住宅街の一角から登っていく2つのコースがあるのだが、住宅街の一角から登っていくコースを強くおすすめする。今回登りは住宅街の一角で下りは蛇行コースで下ったのだが、どちらも途中で見下ろす旧市街の景色は素晴らしいのだが、蛇行コースはなによりも足場がゴロゴロとした岩場でとても悪いので、無駄に体力が消耗するのと、蛇行しているだけなので、あまり面白みがない。一方で住宅街コースは、地元の人達が住む住宅街を見ながら、石で固められた道を進んでいくので、登りやすいのとなによりも安全。さらになんといっても住宅街の途中から見える旧市街とアドリア海の景色はまさに圧巻。よくテレビや雑誌とかで見ている景色そのもので、オレンジ色の屋根、青色の海に囲まれる旧市街は正直頂上からの景色よりも素晴らしかった。頂上まで登る余裕がない方は是非途中からでも頂上から見る景色以上の景色が見れるので、必ず立ち寄っていただきたい。通常普通に歩けば1時間で頂上には着く予定なのだが、階段を数段登る度に振り返って少しずつ角度や見える範囲が変わる旧市街の景色を見ていると、結局2時間半くらいかかったが、時間を忘れさせてくれるような本当に素晴らしい景色が見れた。私が今まで人生で見てきた景色でベストのひとつであり、これから訪れる方達にとってもベストのひとつになること間違いないと断言できる。それほど素晴らしいものだった。また、頂上から見える旧市街とは真裏になる内陸のほうの景色も是非とも注目していただきたい。旧市街に注目があつまりがちだが、内陸側に広がる果てしない山の景色も忘れずにみていただきたい。そして、もうひとつドブロブニクを訪れる際に注目していただきたいのが、ドブロブニクの歴史。私自身あまり予習していかなかったことを後悔しているのだが、ドブロブニクはユーゴスラビア戦争と深く関わっている場所であり、いまだに戦争の爪痕が数多く残されており、あらかじめドブロブニクの歴史についての知識を少し予習していくと、旧市街を歩く際や頂上にある砦などがさらに興味深いものになること間違いない。



モットーであるよりリアルに想像して感じて頂けるように、質問や改善点などどんなに些細なことでもありましたらコメント欄までよろしくお願いします🙇‍♂️


最後までご高覧いただきましてありがとうございました。

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