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私が「やりたいこと」にたどり着くまで 〜女性性と男性性の統合〜


幼いときに「楽しいままでは生きられない」
現実を突きつけられた私は、
自分の好きなことを差し置いて、
社会に適合し、
この世を生き抜くことばかりに必死だった

2014年スピリチュアルな世界に出会い、
「男性性と女性性」という概念を知り、
私のこれまでの人生は8〜9割、
男性性に偏り生きてきたことに気がついた

私はそのことに対し、
ある種の憤りのようなものを覚え、
「これからは女性性を大切に生きる!」
と、この時に硬く決意した

仕事を辞め、田舎に移住し、
失業給付で暮らしながら、
「やりたいことだけをやる」
「やりたくないことはやらない」
を徹底した

癒されたら、
やがてまた仕事としてやりたいことが
見つかると信じていた

そしてこの癒しのプロセスで、
様々な思いが湧き上がった
「音楽をやりたい」
「料理人になりたい」
「ヒーラーになりたい」
「カウンセラーになりたい」
そのどれもが確信に近い強い思いで、
「そうだ!これだったんだ!」
「やっとやりたいことを見つかった!」
と、意気込み舞い上がっては、
その思いは決して持続せず、
変わらない現状に消沈するばかりだった

私は焦っていた
早く結果を出したいがために、
焦って答えを出そうとしていた

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約3年の時が経ち、
結果として出会ったのがフランスだった
それは仕事になるものではなかったが、
インスピレーションの後1ヶ月もしないうち
私はすっかりフランスに魅了され、
約1年後のパリの旅で、
ここに暮すことが
私の幸せに必要不可欠であることを確信した

移住後も私は、
「好きなように生きること、
 やりたいことだけをして生きることで、
 必ず結果をもたらす(お金を生み出す)
 ことができる」
「スピリチュアルな世界で言われていることは
 真実で、これからの新しい生き方なのだ」
そう信じて止まず、
私自身がそれを実証したいと思っていた

好きなところへ行き、
好きなものを食べ、
フランス語の勉強をする
パリに来てからは恋活も加わったけど、
基本はそれだけの生活だった

その過程で私は
先の見えない未来への不安を少しずつ手放し、
自分のしていることを許可していったら、
「今ここにある幸せ」を感じる力を育ち、
「私はもう既にすべてを手にしていて、
 何も求める必要などない」
と感じる瞬間が度々訪れた

ところがその一方で、
癒されれば癒されるほどに
私は何も現実化できず、
停滞しているように思われる自分の人生に
自ら退屈し、エネルギーを持て余し始めた

そして新年を迎えた頃、
私はふと岡崎直子さんのnote動画購読※を再開し、
大きな気づきを得ることになった

それは、
女性性を大切に生きると決めて以来
早6年半もの間、
私は女性性だけで生きてきたことだった

私の女性性はかつて傷つけられた男性性に対して
逆襲するかのように圧倒的優位に立ち、
私の男性性はそんな女性性の影で萎縮し、
すっかり発言力を失い、眠り続けていたのだ

だけど女性性だけでは、
今ここにある幸せを感じることはできても、
人生を前に突き進めたり、
何かを創造することは決してできない

人生を切り開くためには、
本能や欲望、自我をコントロールする力としての
理性に加えて、
この世の真実を理解し、
物事を創造をする力としての知性
すなわち男性性の力が必要不可欠になる

ということを私は学び直した

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この気づきから私の男性性は目覚め始め、
約1ヶ月に渡り、
私は岡崎直子さんの数多くの過去動画を
毎日貪るように視聴し、
深い学びと気づき、インスピレーションをながら
知性や思考を活性化させ、
男性性を再び立ち上がらせることができた

そして私はいよいよここから、
これまで一方に偏り過ぎていた
「女性性と男性性を統合する」という
フェーズに入っていくのだと理解した

それは、
女性性としての私が内側に感じる
心、感情、感性、芸術性といったものを、
男性性としての私の内側に沸き上がる
思考、言葉、知性といったものをもって、
外側の世界に表現、創造すること

まさに「アーティスト」としての生き方そのもの
「音楽家」「料理人」「ヒーラー」…
私が「やりたい」と感じていたのは、
それらどんな職業を通じてでも、
「私にしかできない表現、創造をする」
ということだった

6年半の時が立ってようやく、
「そんなの無理だよ」と言い返してくる存在が
私の中から消えたように思う

今はまだ、私のやりたいことが、
どうやったら仕事になるのか?
お金を生み出すことができるのか?
なんてことは一切わからない
なぜなら、誰もやったことがない、前例のない、
私だけの創造をしたいのだから

だから今はただ、
表現や創造のプロセスを楽しむだけ
楽しむことを目的にする
楽しくなくなったらやめていい
その時は他のやり方や楽しみが存在するはず

肩の力を抜いて、深呼吸をして、
目の前に広がる世界を堪能し、
湧き上がる感情を十分に味わいながら、
今を生き続けよう

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※ 現在の私の思いや考えは、岡崎直子さんから
多くのインスピレーションをもらっています
ヌーソロジーをはじめ難解な内容もあるけれど、
全てを理解できなくても
理解することを意図し思考を働かせることが、
私の目覚めに役立ちました
気になる方はチェックしてみてください😊
https://note.com/naokookazaki

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