Day12 課題先行で落選した256times挑戦の記録 その2. 以外だった選考問題たち
その2こんにちは、Rio(@Rio_reach)です。
本記事は前回の続きで、256timesに挑戦した記録について書いていきます。
前回の記事は以下からどうぞ!
前回:Day12 課題先行で落選した256times挑戦の記録 その1. 35歳子持ち女が今更プログラミングを始める理由
ぶっちゃけ、どんな課題が出たの?
課題の内容をSNSなどにアップすることは256timesに禁止されていますので、お伝えすることは難しいです。
ただ、感想として…
以外な選考課題だった!
とは確実に言えます。
なぜ、「以外」かというと、もっと技術寄りな課題が出てくると予想してたからです。
例えば、
このドリルを1日で完了させろ!できなきゃ脱落!
みたいな超スパルタを想像していました。
でも、違いました。
技術的な課題はDay3まででした。
256timesの目的は、就職や転職ではなく、「テクノロジーコミュニティで友達が作れるようになる!」です。
そのための手段として、自分のオリジナル作品を作り、IT勉強会の登壇者となる。
以降は自分のオリジナル作品を作り、IT勉強会の登壇者として成功するにはどうしたらよいのか?を噛み砕いた内容でして、
・ワクワクさせる未来をいかに想像できるか
・勉強会でどう発表すれば聴衆に楽しんでもらえるか
を考えさせるような、正解のない課題が大半でした。時間をかければ、いつまででもかけられる課題、と言ってもよいと思います。
「時間をかければ、いつまででもかけられる課題」というのは、例えるのであれば、自己紹介です。
例えば、あなたが200字の自己紹介の文章を書くとしましょう。
200字を書くだけであれば5分で終わります。
しかし、
自分がどんな人間で、こんな想いで今過ごしていて、なぜプログラミングを習得したいのか…
200字に魂を込めて、読む人が最大限わかりやすい自己紹介を書こうとすると、30分では終わりません。
時間をかけようと思えば、たくさんかけられる、正解のない課題。
そんな課題が多かったです。
ある日は自分のうちに秘めた想いを言語化するような課題が出て、時にはIPPONグランプリのようなお題が出ました。
余談ですが、運営コストという意味でも、正解のない課題が大半だったのは以外でした。
というのも、正解のない課題は、当たり前ですがすべての課題を運営側も読まなくては合否の判断はできません。
毎日の課題は0時締め切りで、翌6時に課題が届くので、運営も0時から6時の間に採点する必要があります。
運営から言ったら、新年早々から連続夜勤ですよ。
※運営さん、本当にお疲れ様です…
課題の中に、私が"なりたかった"エンジニア像があった
課題をこなしていて思ったのが、
ああ、私もこんなエンジニアになりたかったなぁ
こんな環境にいれたらすごく刺激的で楽しかっただろうなぁ
ということでした。
私が勤めていたSIerはぶっちゃけ、
コードを書ける人がすごくないという文化
がありました。
コーディングは下請けの誰かがやるんだから、勉強なんてしなくてよい。
口には出して言いませんが、コーディングできる人をうまく使う人がエライという風潮といいますか…
もっと言うと、マネージャーとして、いかに人を安く雇い、働かせて、会社に利益を出す人がエライ。
そんな環境でした。
だから、もっと言うと、残業をつけさせないようなパワハラマネージャーが評価されていたりする。
働いていた環境が悪かったのだと思いますが、私はゼロからコーディングして、ものを作れる人の方がスゴイと思う。
課題から見える、256timesで求められるエンジニアは、まさに私の理想とするエンジニア像でした。
一旦まとめ
256timesにどんな課題が出たのかや、課題から読み取ったエンジニア像について書いていきました。
どんな課題が出たのかについては、今後256timesに挑戦する方の参考になれば嬉しいです!
エンジニア像については、かなり本題から離れてしまいましたが、書かずにいれませんでした。
というのも私もシステムエンジニアとしてIT業界にいたはずなのに、場所が変われば評価されるエンジニア像も変わるなぁと感じました。
だって、SIerのエライ人たちは絶対課題を突破できないと思うから。
別にSIerのエライ人に変わって欲しいとは思いません。でも、もし、あなたが昔の私のような立場にいて…なんか違和感を感じているようであれば、自分の居場所は自分で変えるべきかな、なんて思ったりしました。
続き:Day12 課題先行で落選した256times挑戦の記録 その3. 運命のDay12 落選した理由を分析 ママで攻略するヒント
次回予告:
運命のDay12のこと
旦那の反応
256timesに参加してよかったこと・悪かったこと
もし、あなたが256timesに挑戦するなら…アドバイス
参加前と参加後の心境の変化、これからのこと