見出し画像

あなたの好きなとこ。

すきだとか、愛だとか、恋だとか。

そんな気持ちがある気がするけれど

いつもいちばんに伝えたいのは

あなたがいてくれてよかった

そんな、最大級のありがとう。



***



今年もこの記事を書くことができました。
本当にうれしくて、それだけで胸がいっぱいです。


推し。

4年という時間の中でさまざまな景色を一緒に見させてもらって、彼は今や私の中でそんな言葉でくくりたくない人になりました。

今まで「飽きっぽい」と思っていた自分の固定観念を覆すような人。
とてつもなくかっこいい大人なのに、笑顔が少年のように愛らしい人。
思慮深くて言葉選びが上手くて、今まで出会ったどの誰よりもやさしいけれど、時々素直で思ったことが顔に書いてあるような時があるおちゃめな人。

この世界でいちばんに、まもってあげたくなる人。
(それは彼が決して弱いというわけではなく。無償の愛のような。)

そして何よりも、私という人間はこんなにも誰かに対して大きな大きな愛情を持てるのだということを、教えてくれた人。


彼は推しだけれど、推しと呼ぶには偉大すぎる

そんな”とてつもない推し”に魅せられた、ただのファンでしかない人間が、ただのへたくそな言葉を並べるだけ。

ただ、この胸に抱えきれないありがとうを1年に1度、”灯篭流し”する時間です。(こんな感じで今年も出だしから重いですね。笑)



1年間の振り返り

今回振り返ってみても、彼はとてつもない活躍でした。
すこしだけ、書きたいことを書いていきます。


俳優としての活躍

まずは俳優としての活躍。

なんといっても俳優デビュー10周年、本当におめでとうございました!
明治座での10周年記念公演、本当に感動的だったな。
何よりも、10年のうちの半分も知らないような人間でも楽しめて、そんなところが「やっぱり荒牧さんだな」って思いました。

私は彼のそんなところが好きで尊敬しています。

お祝いの場を自分でプロデュースしちゃうかっこよさ、誰ひとりとして置いてきぼりにしないでいてくれるやさしさ、仲間を大切にしてそのひとりひとりに深い愛情と感謝を持っている礼儀正しさ。

人としての大きな魅力と、艶やかに熟した心。
こんなに輝いて、やわらかでしたたかなものを感じるひとには出逢ったことがなくって。
同じ時間を生きるひとの中に、こんなにも魅力的で心惹かれてしまう抗えない引力を感じるひとがいてくれるだなんて、本当に奇跡だと思っています。

改めて、同じ時代を生きていてくれてありがとう。
わたしにとってあなたはきっと、人生でいちばん出逢いたかったひと。
あなたという存在に出逢えた私はきっと、世界でいちばんしあわせな人間だと思います。(激重だよね、本当に怖くて気持ち悪いと思う!笑)

でもね、それは全部今の私が勝手に感じ取っているものであって、決してそれがすべて正しいあなただとは微塵も思っていないんです。

だからね、たとえそれが違っていたとしてもそれがホンモノのあなただし、それで私がどうこう思うということは一切なくって。
むしろ勝手に思い込んじゃっててごめんって気持ちが大きかったりします。

星の数ほど存在するであろうそれぞれの偶像を、あなたが勝手に押しつけられていないことを祈るばかりです。

こんな気持ちを愛だと語り始めたら、きっと身勝手すぎますね。


とてつもなく話がそれました。

そんなに長いこと彼を応援してきたわけでもないくせに今、道なき道を突き進んでいく姿を観ては感動して「応援できてしあわせ」なんて思ってしまう。

それがとてつもなく「いいとこどり」な気がしてしまうことも実はしばしばです。


藪から棒ですが、私は彼のお芝居が大好きです。

ここは私がいちばん大切にしていて、何にも代え難い事実。
「だったら、お芝居がなくなったら好きじゃなくなるのか?」その問いの答えは、分かりません。

ただ、彼のお芝居を十分に観られなかった時は何となく心にわだかまりがある気がしてしまうのも事実。
それだけ私の大切にしている価値観のようなものは、お芝居や演劇の世界にあるのやもしれません。

彼のお芝居は、いつも私を違う世界に連れていってくれます。
何かともやもやとしてしまう現実の端々で生まれた"活性酸素"を、酸素へと還元して呼吸を楽にしてくれるような、そんな時間をくれる唯一無二の存在。(伝わりづらいですね笑)

彼のお芝居をここまで見つめ続けてきて、お芝居の端々に「ああ、荒牧さんの表現、だなあ」って、ほっとする瞬間があることもまた、しあわせのひとつです。

エーステの記事で使った言葉が私の中でとてもしっくりきて、それでいてとても気に入ったので笑、ここにも置いておくとしましょうか。


あなたのお芝居がこんなにも私を幸せにしてくれて
時に泣き出してしまう心のゆりかごになってくれて
たくさんの愛をくれました。

いや、全部勝手にもらいました。本当にありがとね。

『エーステACT2! ~WINTER 2023~【荒牧慶彦さん卒業に寄せた想い出の栞】』より


そうなのです。
ここに書いた通り、私はいつも彼からあれやこれやを勝手に受け取っている

荒牧さんからするときっと、それは甚だ迷惑な話かもしれないのだけど!
それでも私は大好きなお芝居からたくさんのものを受け取ることをやめられない。それが私の”得意技”だから。

これはきっとね、結構稀な得意技だと思っているのです。
だから余すことなく発揮したい。それですこしでも好きな人の表現と心が繋がる気がするのなら、これほど幸せなことはないのだから。

いつまでも私は、あなたのお芝居が大好きです。本当に、だいすき。



プロデューサーとしての活躍

今やもう、あなたってば「プロデューサーとして何年もご活躍でしたっけ?」なんてすっとぼけたくなるくらいには、すっかりプロデューサーとしての姿が板についている気がしています。笑

今年に入って特にその立ち位置のお仕事が多くて、私は情報解禁の度に忙しくて倒れちゃわないか心配になります、オカンかよ。笑

それでも私は、あなたが実現したい世界や頭の中にある”些細で大胆な夢”を形にしてひとつずつ叶えていく、今という瞬間の目撃者になることができて心から本当に幸せに思っているんです。


昨年の演劇ドラフトグランプリの際のプロデューサー挨拶は、今思い出しても泣きそうになるくらいしあわせで、うれしくて。

なんだろうね、うまく言葉にできない感情が、いつでも涙と一緒に込み上げてくるような。自分のこういう言語化できない感性や感情であふれているところ、本当に治したいです。笑

きっと彼の理想とするフィールドをつくるためには、自分自身で土地を耕して地盤を固めていかなきゃならなくて。

新たな演劇ジャンルの先駆者、創造者。
そんな大きすぎることを成し遂げていける、とてつもない人だってことを思い知る度に、自分のちっぽけさに打ちのめされることも実は少なくないけれど、それでも何かすこしでも、できることはないだろうかと考えてしまいます。

太陽に焦がされる日も、大嵐の吹く日も、雪を解かすようなまろやかな日差しの日も、爽やかな風がそよぐ日も。
どんな時も戦い続けなければならない彼の心に、せめてもの水分補給と絆創膏を。そんな想いでいつも言葉を投げかけていたりします。

そんな言葉が届く場所に私はいないけれど、すこしでも何かの力になれたら嬉しいなって思います。



革命にはね、血が出るの。

いつか観た舞台作品の劇中で、会社を立て直そうと奮闘する社長が言った言葉です。

これからも、つらく苦しい時なんて、あなたにはきっと嫌というほどやってくる。
現状を変える時には、血も出るし痛みもたくさん伴うかもしれない。
そんな状況と隣り合わせの立場にあなたはきっといるんだよね。そんな風に思うと本当に勝手なのだけど、いてもたってもいられなくて。

だってずっと強くいられるわけじゃない、いつも胸を張っていられるわけじゃない。人間ってそんな風に揺らぐ生き物だと思うから。

だからね、つらい時や泣きたい時にすこしでもあなたがひとりで泣いてしまうことがないように。
私はいつもそんな余計なおせっかいを焼いて、要らぬ言葉を押し付けてしまうんです。そう、今ここに書いていることも然り。

そんなおせっかい焼きなので笑、これからもあなたが受け取りたい言葉だけを選んでくださいね。それでいいと思っているし、それが私も嬉しいから。



あなたというひと

社長になってもプロデューサーになっても。立場が変わってもまったくあなたは変わらずにいてくれます。

むしろ私があなたを見つめ始めた時よりもずっと、やわらかく笑うようになったなあって、ニコニコしたりしています。
眼差しがやさしくて、笑った眼がやさしくて、笑顔が可愛いところが大好きです。(冒頭でも言ったっけ!笑)

人のことを深く考えて、きっとたくさんの感情を受け取れるひとだと思うから、心が疲れることも多いんじゃないかなって思ったりしているんです。
実際にそんなに弱くないわ!って思われちゃうかもしれないのだけど。

そんな風に考えちゃうからこそ私は、心を護ってあげなきゃ!って思っちゃうのかもしれません。

そうは言っても私はね、あなたが強かろうが弱かろうが関係ないんです。笑
あなたというひとが大好きだし、考え方も、生き方も、これまで歩んできた道も今過ごしている時間も、これから目指したい世界も全部、いいね、素敵だねって笑顔で言いたい。だって大好きだから。

重いって思うよね。笑
でもこれがきっと、私が好きなひとに対して抱く愛のかたちなんです。

好きなひとっていうのは、異性だけじゃなく友人や家族、その他の人もひっくるめて。
だからなんというか、怖がらないでもらえたら嬉しいし、怖かったら逃げてねって思います!笑

あなたは本当に素敵なひと。
きっとあなたみたいなひとにはもう、一生出逢えないと思います。

出逢ってくれて本当にありがとう。


さいごに

こうして振り返ってみると、やっぱりあなたに出逢えたことって私にとって最高の宝物だなって思います。

あなたがいてくれて本当によかった。

よかったって思うこと、嬉しいこと、感謝したいこと。
相手が喜んでくれるかもと思うことだったら、とりあえず何でも相手に伝えなきゃ気が済まない質なので、今回も長々と書いてしまいました。

いつも、本当にありがとう。
いつも、直接言えなくてごめんなさい。

あなたはすっかり私の中で楽しい時間を共有するよりも、つらい時間に寄り添いたいひとになっていたりするけれど、そんなおこがましいことは言わないでおきます。(もう言ってるね笑)

はたから見ると気持ち悪くて身の毛がよだつものになってしまいましたが!
私の持っている愛のかたちを、うまく表現できたんじゃないかなって思います。


人生で最高の宝物をありがとう。

あなたが本当に、だいすきだな。
そんな気持ちを、教えてくれてありがとう。

教えてくれたのが、あなたで本当によかった。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?