マガジンのカバー画像

レコメンディスク1997-2011

15
かつてあったブログ記事の再録
運営しているクリエイター

記事一覧

Recommendisc'11

2011/4 “SOME COLD ROCK STUFF” J.ROCC 90年代はBeat Junkiesとして活躍、近年はStones Throwを拠点とし、ビートフリークに贈るいくつかの冷たい岩石のモノ。 “JAMES BLAKE” JAMES BLAKE BBC Sound of 2011に選ばれた期待の新人。このスッキリ感、清涼感、緊張感、地味に新しい音響とボイスの融合。 “EVENT HORIZON” MOHINI GEISWEILLER パリで活躍する彼女は

Recommendisc'10

2010/4 “ECHO PARTY” EDAN 約30分のMixとはいえ、程よく奇をてらったネタ選びとエディット感で充分その世界観を楽しませてくれる。 “NEW AMERYKAH PART TWO: RETURN OF THE ANKH” ERYKAH BADU ONEの続編は生まれたままの姿で暗殺されるTWO。James Poyser, Sa-Ra Creative Partners, Madlib等参加。 “TONS OF FRIENDS” CROOKERS イタリ

Recommendisc'09

2009/4“YANCEY BOYS INSTRUMENTALS” JAY DEE 実弟ILLA Jのアルバムのインスト盤。死後、一体どのくらいトラックが残されているのか。天国からのビートは続く。 “SP1200 FILES SERIES VOL.1” PETE ROCK 本人によるMix。こういう企画盤を買い出したらキリがないが、タイトルに釣られて。全部SPの音じゃないと思うが。 “WELCOME” JAMES PANTS STONES THROWのニューカマー。POP

Recommendisc'08

2008/4 “NEW AMERYKAH, PT.1: 4TH WORLD WAR” ERYKAH BADU エリカ様、10周年4thアルバム。各producerのプログレッシヴとスタンダードさのバランスがブラックネス。 “REMIXES & UNRELEASED” NEPTUNES リミックス&未発表集。Beyoncé, Daft Punk, Justin Timberlake, Britney, Usher等、流石のビックネームを並列に。 “LIGHT SOUND D

Recommendisc'07

2007/4 “RUFF THE DRAFT” J DILLA 追悼(3) 草稿遺作。独自のグルーヴは今後より進化する予定だっただけに残念。 THE BIRD AND THE BEE 21世紀のソフトロック、古き良きLAの匂いをたっぷり含んだソングアゲイン。 “SOUND OF SILVER” LCD SOUNDSYSTEM DFAの人気プロデューサー/リミキサー。1970年生まれ、NWで育ったオヤジの嘆き節。 “NITE VERSIONS” SOULWAX 2Many

Recommendisc'06

2006/4 “DONUTS” J DILLA 追悼(1) 適当にして衝撃作。HipHopのドーナツ現象。輪になって踊れ、唯一無二の世界。 “TRANSFUSIONS” RAMJAC ジャズニカフュージョニカ。コジャレた融合は想像に容易くバランスが良いサウンド。 “TACOMA MOCKINGBIRD” ELIOT LIPP ジャケと共に80’sなのか微妙にどこ狙ってるのか不明なシンセワークが印象的。 THE DFA REMIXES CHAPTER ONE & TWO

Recommendisc'05

2005/4 "BEAUTY AND THE BEAT" EDAN 絶妙なオールド/ミドル・スクール感覚をドンブリ勘定でメイキング。 “BOW TO THE SCEPTOR EP” OFFWHYTE シカゴのGALAPAGOS4から期待のアジア系ラッパー。トラックが微妙に変です。 “THE VERSIONS” RHYTHM & SOUND 相変わらずのリズムとサウンド。レゲエを超えたワンアンドオンリー。全1曲。 “OUT OF BREACH (Manchester’s

Recommendisc'04

2004/4 “COMPOSITIONS” DJ SPINNA 既発アナログのCDシリーズ。メロウインストのシンプルなトラック集。 “TOMORROW RIGHT NOW” BEANS 元ANTI POP、現モヒカン。波形を煎って煎って、ビートは淡々とタイトに。 “BEATS AS POLITICS” GHISLAIN POIRIER カナダより人道支援Hip-Hop。多少なりのゴツゴツ・ザラザラ感で迂回してます。 “ONE A.M.” DIVERSE ラッパーの自己責

Recommendisc'03

2003/4 “ADVENTURES IN LO-FI” KING BRITT 忙中閑あり(?)、久々の快作。フィリー・ヒップ、スマートな冒険。気取り屋なんのその。 "VINTAGE HI-TECH" SPACEK UK発ソウルトロニカ。US発R&B飽和状態、且つ2STEPを素通りした涼しくて甘い音。 “LA NOUVELLE PAUVRETE” JAN JELINEK avec THE EXPO SURES 邦題「新たな貧乏」。ポップスじゃないポップに挑戦した男がここに

Recommendisc'02

2002/3 JEL Sympathy For The Beat. SP1200の音色とトラックのシンプルな構造に。 FAT JON FIVE DEEZインスト盤を含むインスト・ヒップ3連発。丁寧なグルーヴでジワジワと浸透。 ANTI NY アンチ!アンチ!アンチ! ニューヨーク・アンダーグラウンド7周+リミックス5周。 MORE DUB INFUSIONS レゲエじゃないダブを聴きたいという要求に応えたベルリン・コンピ。 MUSIC INSPIED BY THE F

Recommendisc'01

2001/3 “WELCOME 2 DETROIT” JAY DEE とてつもなく自然体な故に煙に巻かれ、すべては聴き手に委ねられた。 “SOUL MAKEOVER” NICOLE WILLIS ニコルとジミテナー、愛の結晶コラボレ。ソウルフルな世界に茶々を入れる愛すべきジミ。 "CYDEWAYS: THE BEST Of" THE PHARCYDE 過去のトラックを集めたいわゆるベスト。的を射たビート。新譜はよりメロウに。 LE FLOW2 THE FRENCH HI

Recommendisc'00

2000/4 “AMPLIFIED” Q-TIP ATCQより好み。今やオーソドックスだが安定したクオリティ。 “FOREVER” PUFF DAFY アーティストに思い入れなし。たまにはHiFi-HipHop、プロダクションさえ面白ければ…。 “CARPAL TUNNEL SYNDROME” KID KOALA ターンテブリストアルバム。ユルイ内容、おまけのコミックとゲームはご愛敬。 “SUPA DURA FLY” MISSY ELLIOTT 悔しくも97年発。ティン

Recommendisc'99

1999/4 “ORGANISM” JIMI TENOR 80年代にはなかった80’sレコード。80年代が素晴しいのではなくて彼自身が。 “STRIP TO THE BONE” SLY & ROBBIE ハウィーBプロデュース。スラロビの相変わらず過ぎる世界と違和感なくマッチした内容。 “EXTINCTION LEVEL EVENT” BUSTA RHYMES 日刊ゲンダイラップの入門編。三味線(?)等の奇妙なネタでもオヤジ声でゴリ押し。 “THINGS FALL AP

Recommendisc'98

1998/3 CLEAR PRESENTS TWISTED LOVE SONGS テクノ/ハウス/ジャズ/ヒップホップ等を凌駕したエレクトログルーヴの数々。 “THE DRIVING MEMORIES” MORGAN GEIST リスニングテクノの新境地として、叉は開き直りとしてクリア・キュートに堂々と君臨。 “PLANETARY FOLKLORE” AS ONE ロックのカタルシスへ向かうテジロクに反して、クールにジャズ・ソウルへ導くサウンド。 MOUSE ON MA