見出し画像

ポストパンク・ジェネレーション 1978-1984

本書におけるポストパンクとはパンクっぽい音楽を継承したものだけではなく、ピストルズ解散以降のUKシーンの様々が綴られている(2トーン、ニューロマ、インダストリアルその他諸々)。この時代、日本ではポストパンクとはいわず、ニューウェイヴということで一括りにしてたと思うが、この本ではニューウェイヴという表現がないのが気になりつつ、内容はPublic Image Ltdから始まり、ZTTで終わるが、マルコムマクラレンとジョンライドンの決裂〜マルコムとトレヴァーホーンの邂逅(Duck Rock)〜トレヴァーとFGTHの決裂というクロスフェードが「歴史は二度繰り返す。最初は悲劇として、二度目は喜劇として」になっていたようで面白かった。

初出:2010年8月18日のブログより

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?