ネット大喜利のコツ
こんにちは、初ギです。
ロンモアさんミヤモトさんのとんでもない頑張りにより大喜利茶屋があまりに短い休止期間を経て復活、ということで初ギの思うフォーマルな場での大喜利のコツについて一旦したためてみようと思います。ギリニュースではなんか萎縮して書けなかったから!
また、大喜利をもう結構やってる人達はこれを読んで、何も言ってないのと同じ、中身のない文章、便乗商法をやめろと思うのかもしれませんが、黙っててほしい
要素
お題から連想されるワードのこと
回答する上で必要なものといえば、まずお題に対する要素ですよね。
ヒミツにしておいてほしいのですが、実はそんなに面白いことを言っていなくても誰とも被っていない、それでいていいところを突いている要素が入っている文章ってだけでそこそこの点が入ります。逆に結構面白いことを言っていても、周りと同じ要素を使っているとまぁまぁな発想だなと取られ、あんまりウケないことがあります。
大喜利で一番大事なのは、人と被らないことです。
では、どうしたら要素が被るのを防ぐことができるのでしょうか?
この答えは、最初に思いついた3〜5つを捨てる、です。
例えばクリスマスに関連するお題が出たとき、まずクリスマスの何でボケようかなと考えますよね。
サンタ、トナカイ、プレゼント、ツリー、…
どうでしょうか?投票画面に移ったとき、これらの言葉は10ずつぐらいあってもおかしくないはずです。もう被りとかいう範疇ではないですよね。続いてもう少し考えてみます。
チキン、煙突、そり、雪、子供…
被りそうといえば被りそうですが、セーフかなという言葉もありますね。短考なら回答も考える時間も確保しないといけないし、このくらいでいいんじゃないでしょうか。
もちろん、最初の3〜5つの中でこれは被らないね、満足という要素があれば、それを使って回答した方がいいと思います。大喜利ができるようになってきて、力がついてきた証拠ですね。
少し慣れてきたら、他の人が行かない方の言葉から要素を探すといいと思います。
例えば、忙しいクリスマスというお題が出た時、クリスマスを軸としたボケを考える人の方が多そうですよね。そこで、ちょっと頑張って忙しいを軸とし同様に要素を探してみます。すると、無理してクリスマスっぽい言葉を使う必要がないので被りにくいです。
さらに、絶対に被りたくないという方はブラウザなどで〇〇〇 素材と画像検査して、そこに出てきたものは使わないという手法もいいと思います。
回答を作る
使う要素が決まったところで、早速回答を作っていきます!とはいえ、いきなり回答を作ると言われてもどうしたらいいか分かりませんよね。ここでオススメなのが、まず普通の文章を作って、その一部を挿し替えていくという方法です。せっかくなので、さっき考えた要素をつかってやってみましょう。
お題:忙しいクリスマス 使う要素:雪
まず、普通の文章を作ってみます。
雪が降っている
これに何かを付け足して面白くしよう、という方法なのですが、取っつきやすい方法として5W1Hや五感をもとに考える策があります。雪が降っているに対して、
子供の頃は雪を気にしていた
(when:いつ)
スーツに染みた雪が冷たい
(五感:触覚)
など、ある程度忙しいを頭の中に置きながら雪が降っているという状況に情報や感覚をいろいろ付け足してみることで、なんとなくいい感じの回答が生まれます。
いい回答を作る
回答を作る方法は大体分かってもらえたと思います。でもどうせならウケたい!なので、もう少し背伸びしていい回答を作ることにもチャレンジしてみましょう。ここで大事なのは、どんなルートで考えたのか悟られないような回答をすることです。
twitterなどで誰かの回答が褒められているとき、よく『どうやって思いついたんだ』『よく思いついたな』『こんなの思いつかない』という言葉を見ますよね。皆さんも少なからずこういった回答におお!と思い、笑ったり点を入れたりしていると思います。なのでこれを目指していきます。
具体的に何をするかというと、特にこれといってできることはありません。ルートを悟られないために大切なことの大部分を要素、回答を作るの章で言ったことが占めているため、さらにできることはもうほとんどないです。
数少ないできることとしては、マイナスな点を作らないこととネット大喜利っぽさを纏わせることです。
まずマイナス要素を作らないことについてですが、ネット大喜利でマイナスとされやすいのは
➀元ネタのある回答
➁ダジャレ・うまいこと回答
です。
それぞれ、
➀→元ネタが分からないとただ変に目立つ文章になりやすい、分かっていてもそこから持ってきただけだと思われる
また、周知されているあるあるのようなものや固有名詞、前のお題やサイトに触れるメタ的な回答もここに分類される。
➁→言葉遊びも既にやり尽くされており、ほぼ全てに前例やもう知ってる感が感じられる。どこかの大喜利で見た、は最悪仕方ないとしても大喜利以外のどこかでもやられてる、は避けたいところ。
のような理由が挙げられます。たまにウケたりもしますが、奇跡的に噛み合っていただけで真似するのは難しそうです。
次に、ネット大喜利っぽさを纏わせる、ですが、この行為はボケを隙がないように見せる効果があります。これにより多少普通のことを言っていたとしても、採点者になんかいい感じだと思われることで他のボケよりもしっかり見てもらえる頻度が上がるように感じます。
具体的には、
➀回答の最後に。、こと、ため、だからなどをつけない
➁回答の前半と後半で面白さのバランスが崩れないようにする
③声に出した時に不自然でないようにする
です。効果としては、
➀→ネット大喜利では回答の最後に。をつけたり、理由を問われるお題に〜からと答えたりしないことが通例となっているため、(その文字や単語自体が意味を持たず、面白さの向上に寄与していないからとする説が濃厚)これをしないことで大喜利慣れした人の回答だと思わせることができる
➁→ネット大喜利ではパワーワードに頼った大喜利は少しウケにくいため、目立ちすぎる言葉を避けることでそのように思われるのを避ける
③→ネット大喜利はほとんどの場合文章のみの回答になるが実は声に出した時に自然かどうかも割と判断される、正しめの日本を使うことで読みやすく理解してもらえやすい
といったものが挙げられます。たまに強い人が全くこうではないすごい面白い回答を出す時がありますが、いつかやってみたいけど俺たちにはまだ早いテクニックだと思う
以上です!最初の方に書きましたがこれはフォーマルな場、どうしてもウケたい場でする大喜利のコツであってめちゃくちゃやっていい楽しい大喜利をする時には全く必要のないコツです。(たろう、b!g!r!、罪言葉など)
あとこの文章の通りじゃなくても自分で超おもしろいと思った回答は絶対に出したほうがいいしバンバン点入れていいと思うしフォーマルな場だとしてもたまにやって周囲をビビらせてもいいと思います!結局何してもいいので
だから書き忘れたからここに書くけどボケに数字使うのと食い物や色のボケすると被りやすいのと最後に画像お題で画像の端っこにあるアイテムを要素として拾うのはやめといて真ん中の人間とかに喋らせとけってことだけはよろしく
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