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UL初心者が最初に購入したウルトラライトギア10選

先週末、都内で6番目に高い山「鷹ノ巣山」を登頂した。

ロッククライミング目的で山を登ったことはあったが、本格的な山登りをしたのは、恐らく今回が初めてだと思う。

肩や腰のパフォーマンス低下が嫌でアプローチの遠い岩場を避けてきたが、ULという存在を知り、居ても立っても居られなくなってしまった。

ULとは?
ウルトラライトハイキングの略。水、食料、燃料などの消費物を省いたバックパックの総重量4.5kg以下にして登る比較的新しい登山スタイル

正直、初めてクライミングに出会った時ぐらいの衝撃があった。「これだっ!これはハマるっ!!」小学生の根拠なき自信が、20年の時を経ち、もう一度起きた。ULかっけぇ、、、

しかし、クライミングと違い、ギアの初期費用が3〜5倍以上してしまうところが若干ネックだった。クライミングは専用のシューズとチョークと根性があれば登れてしまうが、ULの場合は衣食住を最軽量(=最上級ランクのギア)で揃えないと4.5kg以内に納めるのは難しい。

従って、遠回りはせず買うべきものは買い、既存アイテムでこなせそうな部分は代用する「ハイブリッド型ULパッキング」を試みることにした。今回はその中で、今後にも使えそうなおすすめULギアを色々と紹介していきたい。

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ザック編

①THE NORTH FACE NM82388
本当は、PA'LANTEやULA Equipmentが欲しかったが、在庫不足かつ高価なため、古着屋でたまたま発見したNM82388を購入した。状態も良く、30リットルで650gとかなり軽量。ガチハイカーからするとなんちゃってULかもしれないが、非常に良い買い物だったと思っている。特にULザック特有の外ポケットが豊富。今後、新しいULザックを手に入れたら背負い心地なども比較していきたい。

②ボトルポケット
ボトルポケットは、ザックと同じメーカーを購入した方が絶対に後悔しないと思う。違うメーカーだとサイズ感や使用感がしっくりこないことが多い。ノースのザックだったので、こちらもノース。

衣類編

③Six Moon Designs - Gatewood Cape
もはや衣類ではなくテントなのだが、今回のULで1番着用していたレインコート
このアイテムを初めて知った時、めちゃくちゃ感動したのを覚えている。着れる家であり住める服。それが330g。今後も使っていきたいと思う。ペグと支柱もお忘れなく。

④Goldwin - 5本指靴下
初めて買った5本指靴下。行動用にはすごく良い。蒸れないし、すぐ乾くので汗冷えしない。薄いので寝る時はダウン靴下の方が良いかもしれない。

⑤icebreaker
メリノウール100%。薄いのにすごく暖かい。理想は行動中にOMMcoreを着用し、寝る時にicebreakerを着たい。今回は家から出て帰るまで2日間着用し
たがニオイもまったくせず快適だった。

⑥Goodr サングラス
サングラスはあってもなくても大丈夫だが、このサングラスはめちゃくちゃ軽い。ランニングでも使えて、見た目も良い。街でも使える。

食事編

④PRIMUS
8年ぐらい前にモンベルで購入した鍋
蓋がフラインパンになるのでアヒージョができる(しなくても良い)
難点が重さ。1つあると便利だが、帰宅後エバニューの鍋も購入した。

チタン製なので、めちゃくちゃ軽い。

⑤コップ
軽い。1つあると便利。こちらもUL鉄板グッズ

⑥行動食
めちゃくちゃ美味しかった。
美味しすぎて行きに全て食べてしまった。イチジクがおすすめ。

⑦Water carry
1泊2日で丁度2リットル使用した。コンパクトですごく良い。そして、軽い。

住居編

⑧NANGA AURORA light 450 DX
既存アイテム。-5℃まで対応可能
860gで比較的軽いが、ボリューム感はある。
ファスナーが光るので暗闇でも安心。いわゆるオールシーズン

⑦SOL
冬は必須。-10℃まで冷え込んだが熟睡できた。
暖かくて軽いが結露はしてしまう。これがなければポアしてた。

⑧ヘッテン
直前に既存ヘッテンが壊れてしまったため購入
見た目は微妙だがコスパはかなり良い
USB充電もできて安心

⑨バッテリー
既存アイテム。iPhoneとヘッテンを充電
1泊であればもう少し小さいのでも良いかも。

⑩マグマ
頂き物。めちゃくちゃ暖かい。
下限温度−5℃の寝袋でもマグマとSOLがあれば
−10℃の中、熟睡できることがわかった。

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まとめ

今回、新調したアイテムは合計で8万円くらいだった。
アイテムを集めていく楽しさもULの醍醐味だと思う。徐々にULギアを増やしていきながらオールシーズンいつでもパッキングできるようにしていきたい。そして、いつかは最軽量クライミングシューズ「フューリアエアー300g」を持って、秘境の地でクライミングも楽しみたいと思う。わくわく

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