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誕生日を祝ってくれ〜〜!!

祝ってくれ〜〜!!

祝ってくれ〜〜!!

祝ってくれ〜〜!!

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『こんな30分で描いたこんな絵に2000万円の価値があるっていうのか!?』
「そうさ、正確には 41年と30分、だがね」

みたいなジョーク言えるような年齢になりました。まあ去年でも全然良かったセリフな気がするけどね。ともかくみんな祝ってください!祝砲を鳴らし、祝杯を挙げ、恩赦を出し、赤絨毯を赤道一周するくらい転がしてくれー!!うわ~~~!!!惜しみない拍手を〜〜〜!!!

(ここで唐突に欲しいものリストをいれる。物欲を満たすことは善である。この惑星の資源が尽きるまで、ごゆるりとお買い物をお楽しみください)

いやー!!春が立つと書いて、立春リックェと読ませようと親が付けてくれたこの名前なんですが、東京は雪が降りそうなこの気候どうなってるんでしょうかね?三寒四温の三寒に気をつけろ。底冷えは下の方ほど厳しくて、井戸の底は絶対零度に達する。絶対零度より低い温度は存在しないため、すなわち井戸の底をさらに掘ることもできないのが道理。
インターネットも井戸の底と同じである、世界中につながっているようでどこにもつながっていない、うまいこというね、山田君、1枚やんなさい。

JOAX-DTV(視聴者向けに言えば『日テレ』)を後にした俺は、山田にもらった大判シートを8つ折りにして、身体の隅々まで拭く、もう使っていない面(32面)がなくなるまで拭く。町外れの教会へ向かう、そのとき見た張り紙がこれだ。

和訳:  神様と話すのにケータイは必要ありません、切ってくれ!サンクス!

その昔、神に近づこうとした人間たちは、高い高い塔を建てようと試みた。
産めよ増やせよ。神は地球の円周方向に人間たちが広がることを喜びはしたが、鉛直方向への進出には眉をひそめた。重力と雷鎚が塔を打ち、言語は分かたれ計画は頓挫した。


世代が移り変わり、文明が起こり、芸術が花開き、戦争が灰燼に帰すも、しぶとく千年紀を6度乗り越え、7度目の千年紀。地球表面を80億もの人間が覆い、技術が言語をふたたびひとつにする。今度の計画は、重力ましてや雷鎚で止められはしない。

そして神に近づこうとするものが、またひとり・・・


いつでもサポートお待ちしております。凍える荒野を行く旅人の足を前へ進めるのは、いつだって心地の良い熱を持った風だから・・・