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【インク画】私が私であるために。【おとやさん】

noteの世界を訪れてから、
もうすぐ1年が経とうとしている。

最近は企画もので埋め尽くされてしまってるけど、そもそも私がここに来たのは、不登校について書くことで誰かの救いになって欲しかったから、という大義名分。実際はおそらくそうやって書き記すことで、私とは何者か?を見据えるためだったような気がする。

日々を書き記すことで私の中身を探っていたように今では思う。不登校、猫、ゲームというコミュニケーションツール。今読むと恥ずかしくなるような文章だけれど。丁寧に心の中から言葉をさらってきたことには変わりなく、今の私を作り上げた確かなものであることには違いない。

そんな私のnoteを一からコツコツ読んでくれた、おとやさん。
全ての記事にちりばめられた私のカケラを丁寧に拾い集めるように言葉を紡ぎ、そこから作り出してくれた私のインク画がこちら。


【ひらく】
少しずつ
解き放たれていく
みつめながら
やさしく、やわらかく

(おとやさんの記事より引用)

正直、もっとずっと暗い色だと思っていた。

私の中にはどす黒い渦があると思っていたから、なんとなく怖いと思った。本当のことを知るのは怖い。だけど同時に同じ量だけの興味があった。暗い渦から色が滲み出るようなインク画を想像していただけに、優しく明るい色に感動よりも驚きを隠せない。おとやさんのカウンセリング(と勝手に呼んでいます)の文章を読んでいくと、自分で思っているほどとっくに心の傷やつらさの峠を乗り越えているのだろう、ということが客観的によくわかる。

私が時折ブレーキをかけているのがなぜ分かるのだろう。そしてこのブレーキを少しずつ解き放ってるのがピンクとブルーの溶け込み具合。私のテーマカラーだったピンクから、水色へ少しずつ混じりながら変化していく。

そしてこのブレーキこそがきっと、おとやさんのいう軽やかさなのかもしれない。一つのことに、一人の人に寄りかかったり深入りすることに苦手意識を感じるが故に、またその逆もしかり。いつでも今いる場所を去ってもいいようなそぶりでいたのかもしれない。

インクのピンクとブルーが溶け込んで混ざり合っている。おとやさんのいう「創作の力を借りて一つ一つ解き放っている」という言葉は的確な表現だと思う。自分のことをきちんと把握できている人はどれくらいいるのだろう。普段の生活の中でそれほど考えたりしないだろう心の奥底に、彼女が入り込んでずばっと表現してもらうことで、自分で自分に掛けている呪縛から解き放ってくれる手助けとなってくれるのではないだろうか。


🔻気になる方はこちらからぜひ。



ちょうど宇宙杯でnoteを走り回っている時期、
私の背中を優しく支えてくれるように出てきてくれた。
コメント欄も含めて私の宝物の記事となりました。
おとやさん、ありがとうございました<(*_ _)>

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