相次ぐ「学生の募集停止」のニュースにショック！
「サイコロジー・メンタルヘルス＆日々のあれこれ」

　私の相談室が立地する東小金井・新小金井エリアは、実は“文教都市”なのです。徒歩圏内に複数の大学キャンパス、高校があり、東小金井駅の東西には、何と自動車学校も２校あるという笑。

　東小金井駅南口の、リハビリ専門職（OT、PT）を養成する“老舗”専門学校「社会医学技術学院」（以下、社医学と略します）が、作業療法課程の夜間部を、令和７年度から募集停止にするというニュースが、先日飛び込んできました。病院在職中、社医学夜間部卒のOTさんや通学中の学生バイトさんと、何人も一緒に働いたな。夜学出身のスタッフは、“苦労人”だからこその深さ・温かさがあるような気がして、好ましく思っていたものです。

　これも時代の流れなのか、俺も歳とったんだなと“しんみり”していたら、何と続報が！今度は、隣町・三鷹市大沢にある「ルーテル学院大学」（以下、ルーテルと略します）も、令和７年度から学生の募集を停止するのだとか。このニュースはショックだわ…。

　ルーテル卒のPSWさんとも、何人かと一緒に働きました。小規模校で丁寧に育てられたからなのか、人の良い方が多くてねぇ。当時、前田ケイ先生がまだ現役で、大学近くの福祉事業所（調布市のクッキングハウスさん）で公開SST講座などなさっていて、私も何度か参加させていただきました。ルーテルの卒業生さんは前田先生を“前ケイ”とあだ名で呼ぶ（ダの字一文字しか略せていないw）のですが、若かった私も悪乗りして“前ケイ”呼ばわりして、申し訳ありませんでした笑。

　ああ何だか気分がざわつくわ。少子高齢化云々だの、ここで言っても始まらない。東京多摩地域の、福祉医療専門職養成の今後が、ちょっと心配です…。

（おわり）